職業柄か、電車に乗ると中吊り広告をマジマジと見てしまいます(笑)
よく考えられた広告も多い。
もちろん、逆も多いですが(汗)
一般的には、このような感じの中吊り広告↓↓↓
僕が、じっくり見てしまうのは「雑誌の中吊り広告」↓↓↓
各記事のコピーとかがうまいし、勉強になるんですよね。
雑誌の中吊り広告は「ついつい目がいってしまう」
そんな方も多いのではないかと思うんです。
だから、最近「雑誌中吊り広告風」のものも多くなってきている。
自社の広告を、雑誌の中吊り広告風につくったものです。
ただ、これは表面的なことを真似ても上手くいかないのです。
やるなら「中身=内容」を真似る必要がある。
実は、ここをよく勘違いして作ってしまうことが多いんですよね。
「多くの人が陥る罠」なんです。
都内でJR東海道線に乗ってる時に見つけました。
ご覧ください。
「ひな人形の広田屋さん」の雑誌中吊り広告風のものです。
本物の雑誌の中吊り広告と比べて、どう違うのか?
簡単にいうと、
コピーが、「外向き」か「内向きか」の違いです。
外向きとは、お客様向きのコト。
つまり、見ている人に興味を持ってもらうために書かれたものなのです。
見て読んでいると、内容を知りたくなるようなコピーになってる。
内向きとは、自社向き(自分向き)のコト。
自分の言いたいこと、自己主張のコピーになっているのです。
だから、そんなこと知りたくもないし、興味も持ってもらえない。
「内向き」表現
・ひな人形大展示即売会
・「こだわりの作品」と「低価格」の真実!
・「広田屋」驚きの徹底検証
これを「外向き」にするとしたら
・プロが教える!「ひな人形選びの3つのポイント」
・人形作りの裏側を徹底取材!「なんと5人の職人が関与していた」
・この雛人形を選んでよかった「購入した人の声」
こんな感じでしょうか。
この広告の場合は特に、コピーが外向きか内向きかで、
見た目は似ているけど、反応は全く違う結果になるんですね。
これは、雑誌風中吊り広告に限ったことではなく、
発信している情報が「外向き」か「内向き」か、
しっかりと見直してみることが必要ですね!