「起こることに偶然はなく、すべて必然」
そんな言葉を耳に何度もしたことがある。
「もし起こっていることが必然だとしたら、きっと意味があるはず」
そう思ったんですね。
そこで、時代の大きな変化から、その変化が何を意味しているのかを考えてみました。
二つ目は「ソーシャルメディアの台頭」
これは、ネットの普及に伴う進化形だと思うのです。
ネットが普及して、どの企業もホームページを持つようになって、自社での発信が安価でできるようになってきた。
そして掲示板からブログへと、どんどん発信がカンタンにできるようになってきた。
その進化形がFacebookなどに代表されるSNSなんですね。
ソーシャルメディアってコトバは、2007年くらいからよく使われるようになってきたけど、
きっとこれからも、どんどん簡単に、安価で、発信でき、繋がりやすくなっていくことが予想される。
これが意味するものは何か?
「ひとつの企業がメディアになる時代」だということ。
企業のメディア化、これにどう対応していくのかが課題になってくる。
これは、まだ横一線といった感じ。
実は、ソーシャルメディア、ソーシャルメディアと騒がれてはいるものの、
下記の表を見ると、まだまだ利用率は低いのです。
低い普及率の原因は、ズバリ「まだ活用の仕方が、よくわかっていない」のです。
「Facebookだって、Twitterだって、使い方についてはいろいろな本が出てるじゃないですか」
そう思うかもしれません。
そうなんです。
実は、各ツールの勉強をしたからと言って活用できるようには何らないのです。
だって、各ツールの勉強の前に、コンテンツをしっかりと構築しないといけないから。
「コンテンツ=内容」
メディアとして、どんなことを発信し、何を届けていくのかがハッキリしていないから、活用できない。
おそらく、この10年の企業の課題は『いかにメディアになっていくか』になる。
でもね、そのためには、自社の発信できるコンテンツを見直していかないといけない。
実は、この「コンテンツの作り方」については、誰も何も伝えていないのが現状なのです。
このコンテンツの作り方を僕なりにまとめたものを、去年出した本に書きました。
コンテンツのヒントは、お客様との接点にあるんですね。
このことは、また別の記事に書きますね。
「ソーシャルメディアの台頭」が教えてくれること
・ひとつひとつの企業がメディアになる時代
・企業のメディア化
・コンテンツ力を身に付けることが課題