「起こることに偶然はなく、すべて必然」

そんな言葉を耳に何度もしたことがある。


「もし起こっていることが必然だとしたら、きっと意味があるはず」

そう思ったんですね。


そこで、時代の大きな変化から、その変化が何を意味しているのかを考えてみました。


まず一つ目は「ネットのインフラ化」


下のデータを見てください。

ネットの利用者推移数



インターネットの利用者数は年々増加し、2009年の時点で人口の78%が利用しているのです。


また、2002年から2012年の10年間でみてみると、

利用者数は約4倍

1日の利用時間は、約5倍になっている。


ネット回線は、どんどん早く、そして安くなり、ネットがなくてはどうにもならない。

そんな人が増えてきた。


つまり、「ネットがインフラになっている」ということなんですね。



いま全世界が停電になって、電気が失われ、ネット回線が切れたら・・・・


そう考えると恐ろしいですよね(汗)



この「ネットのインフラ化」が意味することとは、


明らかに時代が変わったということ。


「変化を受け入れ、活用できるものは、きちんと活用していこう」そういうことです。


これからくる本格的な変化を前に、

『受け入れ活用していくことの大切さ』を教えてくれている。


20世紀の終わりに登場したインターネット。

その時は、多くの人は、こんなことになるなんて思ってもみなかった。


でも、その変化をとらえ、活用した企業=グーグルやアマゾンは急激な速度で躍進し、

日本でもインターネットモールなんて流行らないと言われていたのに、

サイバーエージェントはいち早く上場し、

楽天は今や、プロ野球球団を持つまでになったことが示しています。


その反面、ホリエモンの事件のように、

「欲や我」が強くなると、崩壊してしまう。


時代の変化を受け入れ活用することは大切でも、

大事なことは忘れてはいけないということを教えてくれている。


それは、僕自身の実体験からも感じています。

2000年には、僕はネットショップを運営していました。


ネットバブルと言われた時代で、テクニックを駆使すれば面白いように売れた時代です。

ノウハウを得た多くのショップが、売り上げを伸ばし、人員を増やし、在庫を増やしていった。


そんな時、ネットバブルがはじけ・・・・去年までの売り上げが半分以下に。

多くのショップが、自主廃業をしていったのです。


残ったのは、顧客をしっかり掴んでいたショップだけ。


価格訴求だけではなく、しっかりと価値を伝えて、
お客様としっかりと関係性を作っていたショップだけでだったのです。



『ネットのインフラ化』が教えてくれること


・時代の変化を受け入れる

・活用できるものは、積極的に活用することで可能性が広がる

・大切なことは『お客様との関係性』