昨日に続いて、上場したプータロー坪井さんの講演から気付いたことです。


名古屋の勉強会で先輩経営者から言われたひとことで、こんな件がありました。


「君たちのしていることは「品売」だ」

「商売と品売は違う」

「商売をすることが大切なんだ」


ということ。


どういうことかと言いますと、


商品を売ることばかり考えているのは「品売」


商いを売るのが「商売」


商いとは=行動行為


行動行為とは、すなわち「哲学」なんだということ。


松野恵介のブログ【コンサルタントの視点】-行動行為


実は、この「品売」と「商売」というのを、

僕も言われたことがあります。


都内で講演をさせてもらって、講演のあと名刺交換に来られた方の中に、

大手企業の元経営者の方がいらっしゃったんです。


その方に、


「今日の講演の最後のコトバは、まさに商売の原点だと思います。


  品売をする企業ばかりで、商売をしている企業が少ない。


       それが不景気の本当の原因なのかもしれませんね。」



そんなことを話してもらったのです。


この元経営者の方が言われていたのが、おそらくこの部分です。


●誰に何ができるのか


●それが、どうしてできるのか


名刺交換の時だったので、そんなに多くをお聞きできなかったのですが、

先日の坪井さの講演を聞きながら思い出しました。



商売とは「商いを売る」こと


商いとは「行動行為」のこと


行動行為とは、すなわち


●誰に何ができるのか

●それが、どうしてできるのか


ここをしっかりと見据えることが「品売」ではなく「商売」に繋がっていくんですね。