みなさんご存じの「餃子の王将」というのは、実は「京都王将」のこと。
この京都王将から兄弟喧嘩で分裂したのが「大阪王将」なんですね。
これは、京都や大阪の人は結構知ってる。
でも、意外とそれ以外の地域の方は知らないんですね。
先日、都内でこの話をしていて、ほとんどの人が知らなかった。
ご存じのとおり、京都王将と大阪王将は、ずいぶんと規模の違いがあります。
この違いは、どこから生まれたのでしょうか?
分裂するまえの本家が強くて、分家が弱いっていうような単純な問題ではない。
では、食べ物を提供しているお店なので、味が京都王将のほうが上だったのか?
それは、、、、これは嗜好の問題なので、どちらのファンもいると思われる。
もちろん様々な理由があるはずなのですが、
一番大きかったのではないかと考えるのが「ネーミング」です。
店舗名でいうと「餃子の王将」としたのが大きかった。
「餃子の王将」と「大阪王将」では、大きくイメージが違うでしょ。
『餃子=王将』
というイメージをつけたことが、一番の理由ではないか。
だからこそ、餃子の王将のCMの内容も
「餃子一日100万個・・・・」など、餃子の販売量をアピールすることができた。
僕の自宅では昔っから、
「あ~餃子が食べたいな~」というと、
「じゃ、王将で買ってくるわ!」という感じですからね。
「なんでもやってる美味しい中華屋さん」より、
「餃子が一番のウリです!」といってるところに行きたくなる。
これが分かっていれば、京都王将から大阪王将が分裂した時も、
ネーミングの工夫をしたのではないかって思うんですよね。
もしかしたら、考えたけれども、これ以上のネーミングが出てこなかったのかもしれません。
商売は、商品以外のところで差が出てくる。
食べ物のおいしさよりも、
価値の伝え方によって、大きな差が出てくるのです。
このことから学ぶことは、
「なんでもできる」より、
「これができる」「これが得意」の一点突破。
特に最初は、この一点突破を心掛けたほうが商売の立ち上がりが早い。
価値が伝わりやすいからなんですね。

