「コンテンツ力を高める」

情報化社会においては、企業のコンテンツ力を高めていくことは急務です。

そして、どんどん発信していくことも大切。


ただ、この「コンテンツ」に勘違いがあることもある。


「コンテンツ=役立つ情報と行動」


これは頭で分かっていても、行動となると一気に別の方向へ進んでしまう。

そんなことも多いんだなと実感します。



目につく勘違いを例に挙げると、

住宅メーカーのコンテンツです。


よく目にするのが、

「住宅メーカー選び5つのポイント」



     松野恵介のブログ【コンサルタントの視点】-メーカーのコンテンツ2


     松野恵介のブログ【コンサルタントの視点】-住宅メーカーのコンテンツ


このようなコンテンツです。


確かに家を建てようと思っている人は、住宅メーカー選びで困っています。
だって、どこも同じように見えてしまうのですから。


ですから、客観的な第三者機関が「住宅メーカー選びのポイント」を
発信してくれているとスゴク役立つはずです。



が、、、一件の住宅メーカーが発信すると、


「どうせ、自分のところが一番っていうんでしょ」的な受け取られ方をしてしまう。


こんな「勘違い」が、実はたくさん起こっているのです。



良かれと思ってしていることが、逆の発信をしてしまっていることも多い。


もったいない上に、怖いですよね。



だからこそ、まずは立ち位置を明確にする。

お客さまにとって、何のアドバイザーなのか。


間違いのないメーカー選びのアドバイザーって、おかしいでしょ?

だって、お客さまはメーカーを選びたがっているのではない。


住み心地のいい家、家族が幸せになる家、

様々な理想がある中で、

一生に一度の高額の買い物に絶対に失敗したくない訳です。


つまり、


「家族が幸せになる 失敗しない家づくり」がしたいのです。



だから、失敗しない家づくりアドバイザーとして、

いままでの家づくりに携わった経験をフルに活かして


「失敗しない家づくり5つのポイント」をしっかりと伝えていくこと。


     松野恵介のブログ【コンサルタントの視点】-メーカーのコンテンツ

これが重要なのです。



●「住宅メーカー選び5つのポイント」
  →自分の会社を選んで欲しい、自分の会社がどれだけ良いか
  ⇒自社中心の発信、売り手側の発信


●「失敗しない家づくり5つのポイント」
  →お客さまにいい家を建てて欲しい、経験からくる家づくりのポイント
  ⇒お客様中心の発信、買い手の立場に立った発信


似ているようで、全く違う。



だって、僕が


「成功するコンサルタント選び5つのポイント」

って記事を書いてもね(笑)


だったら、

「専門知識がなくてもOK!

  売れる!集まる!中小企業のネット活用10のポイント」

とか、

「コンサルタントなんて必要ない!

  成果の出るホームページ制作会社選びの3つのポイント」


のほうがいいはずです。


・お客様側に立った、何のアドバイザーなのか

・その立ち位置に沿ったコンテンツなのか

・自社の経験がしっかりと入っているか

・読んだだけで役立つか


こういったことを確認しながら、

どんどん役立つ情報を発信していってくださいね。