「マスメディアの崩壊」なんてことが言われますが、


ある意味当たってるとも思うし、

ある意味ちょっと違うよな・・・・って最近感じるのです。


ソーシャルメディアが台頭してきて、
メディアはマスメディアの既得権益ではなくなってきたのは事実です。

かといって、マスメディアがなくなってしまうのかというと、そうではない。



以前、Ustreamの番組でゲスト出演させてもらった時に
制作の方に番組づくりについて聞いたんですね。

※出演させてもらった時の映像はコチラ


「テレビ番組のような番組を作ろうと思わないことが大切」


そう言われていました。



テレビ番組は、プロがつくる番組です。
製作費も違うし、構成作家も制作会社もプロです。


そこに対抗する必要はない。


手軽につくれて、手軽に発信できる。
この利点を思いっきり活用することが大切だと言われていました。


これって、特性を理解して活用するということ。



マスメディアも、今までの既得権益だけを守ろうとすればなくなっていくかもしれませんが、

そうはならないと僕は思うのです。



今後、


マスメディアはマスメディアの特性を活かした役割が、

ソーシャルメディアはソーシャルメディアの特性を活かした役割が、

もっともっと明確になってくるんだと感じる。



旧来のものが、新しいもの受け入れていれ、


それぞれが、その特性を認め役割をもっていく。


新しいものが出てきて、旧来のものがなくなるというような
どちらかがダメで、どちらかが正しいというのではなく、
どちらも役割に気付き貢献していくというのが

今の時代の進化です。



メディア論の父と言われる
マーシャル・マクルーハンがこんな予言をしています。


「新しいメディアがその特性に気付いたとき、


    旧来のメディアもまた自らの特性に気付いていく」


     松野恵介のブログ【コンサルタントの視点】-505-1


その昔、絵を描いて記録してた頃があって、
写真が出てきたことによりその役割を奪われた結果、
ピカソのキュビズムなどの内面を映し出す表現が出てきたように。


いまはメディアが劇的な進化を遂げる時期なのです。



そして、そんな時期に自分自身も発信することで関われる。


この時代に生まれてた特権のようなものです!!


そう考えると、メチャクチャ面白い時代なんですよね♪