都心に9店舗を展開する、大繁盛のレストラン
「俺のフレンチ」「俺のイタリアン」を経営する坂本孝社長。
どんな店かを簡単にいうと、
立ち飲み本格派フレンチとイタリアンのお店です。
ご存知でない方は、
「え~立ち飲みでフレンチ??」と思われたかもしれません。
そこが、商売のツボなんですね。
ビジネスシーンでは、もうすでに有名な坂本社長。
ブックオフコーポレーションの創業者でもあります。
「なぜ、このビジネスを広げようと思いついたのか?」
これをライブで聴きたくて、講演を聞きにいく機会を探していたのです。
で、やっとお聞きすることができました。
坂本社長のコトバで、
「その儲かるビジネスモデルとは、ひたすら回転率を上げることにある。
客単価が低くても回転率が高ければ黒字になる。」
「原価率を上げれば上げるほど、行列は長くなる。
だから、原価をじゃぶじゃぶかけてください。
それで儲かるビジネスモデルをつくればいいんだから。」
●原価率は55%~65%
※通常の飲食店の原価率は40%以下
●回転率は、最低3回転。
※通常のフレンチのお店は1回転もしない
●3回転すると儲けが出て、2回転では赤字になる。
※2回転では17万の赤字
回転率と利益額をベースに考えるビジネスモデルが注目されている訳ですが、
ここだけを聞くと、ある意味「なるほどな」と思って、
新しい飲食店のモデルなんだな~って思ったりするのですが・・・
僕ね、話を聞きながら思ったことがあるんです。
これは、BtoBのビジネスモデルなんだなって。
普通で考えれば、飲食店ってBtoC(消費者相手のビジネスモデル)でしょ。
でも「俺のフレンチ」は違うんです。
どういうことなのか?
ちょっと長くなりそうなので、つづきは明日のブログにでも書きますね!