今日は、山代温泉でマーケティング塾の合宿をしています。


その参加者の人から、昨日 面白い話を聞きました。


「バレンタインに、生まれ年のワインを贈ろうと思ったんですが・・・・」


「生まれ年ワイン」と検索をしてみたところ、

検索結果でたくさんのショップが出てきた。



     松野恵介のブログ【コンサルタントの視点】-0212-1
   検索結果から、何を目安にショップを選ぶのか?


上から、ひとつ、ひとつページを見てみたのですが、、、


 何でこんなに値段が違うのか?
 シャトー?ブルゴーニュ??

 ビンテージワインって何???


彼女は、ワインについてはほとんど知識がなかったので、

意味が全く分からない。


だから、何をどう選んでいいのか分からなかったというのです。



ワインについては興味はないけど、

プレゼントとしての生まれ年ワインに興味があった。


この違い、届いているでしょうか?



結局、どこで買ったかというと、


 値段の違いの理由

 品種の違いの説明

 名前の由来

 お客様の声


ワインを知らない人にも分かりやすく、

こういったことが丁寧に書いてあったサイトでした。


同じ商品で安いお店もあったけど、

こういった情報を発信しているサイトで購入したのです。


これって、本当によくある話なんですね。



そのページのお客様は誰なのか?

ターゲットを絞り込み、明確にすること。


 「生まれ年ワイン」で検索してくる人は、どんな人なのか?

 その人は、何に興味があるんだろうか?



そう考えるのと同時に、


 その人は、何を知らないんだろうか?


ということも考えてみて、ページの情報を整理することで、

価格ではなく信用で選んでもらえるのです。



あなたの中にある豊富な知識を、

お客様を絞り込むことで、

役立つ知恵に変えて届ける。


お客さまが見えてこそ、はじめて役立つ知恵になる。


お客様の目を持つこと。


それだけでも、充分にお店の価値になるんですよね。