知り合いに、昔っから酒屋をやってる奴がいる。

いわゆる町の酒屋さんで、僕の友人で2代目。


店舗で酒を置いて売ってるだけだと、

大型のディスカウント酒屋さんには叶わない。

昔っから、近所の食堂やスナックなどに酒を卸しながら生計を立てていた。


だが、それももう限界に。。


  松野恵介のブログ【コンサルタントの視点】-1222-1


そこで、彼はもう一度お客さんの名簿を見直してみた。



やたらと、団地の人からの注文が多い。


なぜか?



そこで、いつも注文をもらう団地の人に聞いてみた。

「なんで、ディスカウントスーパーがあるのに、うちに注文をくれるんですか?」って。


多くの人が同じ答えだった。

「そら、玄関まで配達してくれるからやんか」


そこから始まったのが、団地専門宅配サービスだったんです。


毎日同じ団地に行くので、配達のついでにチラシを配って、
翌日の午前中までにお電話をいただければ、その日のうちに配達します。


というもの。


正直、大好評でした♪



でもね、ここからが問題です。


もし同じようなサービスをしてくるところが出てくれば、また価格競争になる。



そこで考えたのが、宅配時にモノのチラシだけを配るのではなく、

ちょっとしたニュースレターを配るようになった



団地に住む人は年配の方が多く、

少しでも元気になってもらおうと、

体に優しいレシピや、孫が喜ぶプレゼントや、自分の祖母と子供の話など、

毎月届けるようになったんです。


チラシよりも、ニュースレターにどんどん力を入れるようになった。


その方が、配達に行った時に喜んでもらえたし、
お客さんとの話題も増えていったから。



いまでは、団地で正月には餅つき大会をやったり、

秋には屋台を出して、ちょっとしたお祭りをやったり。


その酒屋は、団地にはなくてはならない存在になったのは言うまでもありません。


昨日のブログにも書いた 「コンテンツ力」でいうと、


ニュースレターも餅つき大会もお祭りも独自のコンテンツです。



このコンテンツは、


「団地に住むの人に、明るく元気になってもらいたい」


というところで一貫した内容になってるんですね。



商品やサービスはよくて当たり前。

+コンテンツ力を身に付けることが、ファンをつくり、

結果的に継続した売上げにも繋がっていくんですね。


新しい時代の、新しいお店や会社の土台作りは、


「コンテンツ力」にあるようです!!





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