先日、いつも東京のリレーに参加頂いている患者会の方のFBをみていたら、先月、開催された日本緩和医療学会の学術集会での出来事が書いてありました。
内容は、
その中のセッションの「がんと向き合うAYA世代の患者を支援するために医療者ができる事」で福祉用具に関する質問が出たそうです。
その質問は、
”AYA世代(一般的に15歳〜39歳を指し、Adolescent and Young Adultの略)の患者さん達は介護保険が使えないため、高額なレンタル料を支払わなくてはならない
何か良い方法はないか?医療者やMSW(医療ソーシャルワーカー)が困っている現状がある”とのこと。
訪問看護は、40歳未満は医師からの訪問看護指示書により、基本週1〜3回以内、重度の疾病など条件が合えば4回以上、公的医療保険が利用できます。
しかし、
介護ベッドや車いす、褥瘡予防のマットレスなどは、介護保険の適用にはなりません。
FBの友人は以下を書いていました。
本来福祉用具や介護用品は老人介護のため、という認識の下、介護保険でのレンタルや購入が一般的ですが、若い方であってもがんの症状により、背中を少しギャッチアップしたり、立ち上がりしやすい高さ調整が必要な場合もあります。寝返りも打てない状況では褥瘡ができ、がん本来の痛みだけでなく、いたずらに苦痛を増すことにもなります。
業者さんも少し古い型のベッドや車いすは相当数抱えていて、格納に困る業者も出てきています。機能は最新型とほとんど変わらず、十分使用できるものです。助成金でレンタルが出てくれれば、とても助かるはずで、患者側のニーズと一致するはずです。少し古い型の商品の価格設定を下げてもらうなど、交渉の余地もあります。
FBを見た後に
検索してみたら、全国で2都市が助成制度をしていました。
横浜市
と
神戸市
AYA世代のがん患者は2万人強で全がん罹患者数の2.5%と言われています。
東京という場所柄か、AYA世代の患者会や団体と交流する機会も多く、経験者から話を聞くとやはり、AYA世代のがんは希少がんが多く、介護用品などが必要となる可能性も高いと聞きました。
もちろん事前対応として、民間の保障は社会保障とは関係なく準備はできますが、
まずは、国や地域が困っている人を保障するべきだと思います。2都市だけではなく、他の地域も助成金の支給が増えるとよいですね。
良い制度ができるよう、仕事やボランティアなどを通じて、発信していきます。
