がんの保障のスペシャリストが伝える!信頼できる情報のつかみ方!

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公的保障を土台に、生命保険・医療保険・がん保険を活用したがんの保障のスペシャリスト
アメリカセカンドオピニオンサポートのメディエゾン日本窓口から困りごとの解決方法や日々感じたことをお伝えするブログです

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インチキクリニックへ斡旋?



先日、某保険会社のがんセミナーに潜入しました。



タイトルに、"最先端がん治療"という文字が入っていたのですが、この時点で、私はまず、まだ科学的根拠が乏しい治療かインチキ治療かどうかなど判断モードにセットアップされます笑




さて、内容の方ですが、完全、内容が浅く詰め込み過ぎで、聴いていて大変疲れました笑
年間120回も講演してるなら、もう少しうまくてもいいんじゃない?かな。。。笑



最初の30分はがん情報サービスなどの最新のデータや時事をおりまぜながらでしたが、スタートから端々に間違えた解釈で伝えていました。



例えば、がん教育が日本は始まっていて、がんが増え続けているから検診の重要性で始まりましたのみ伝えていて、肝心の命の大切さやがん患者への認識などもふれず、かなり適当でした。



また、診療ガイドラインはルールだから、医師は従わなければいけない。だから普通の病院に行くとガイドライン以外の治療法はでてきません。
通常がんの治療は3つありますが、それ以外にも治療法はたくさんあります。

大切なのは、"情報"と"お金"です!

と熱っぽく話をしていました。



診療ガイドラインは推奨レベルが高いものを示していて、患者と医師の意思決定のサポートをしてくれるものという私は認識でしたが、まさか、ルールで、自由診療をよりよく語るためのダシに使われるとは思っていませんでした。



上顎洞がんの患者さんに樹状細胞のワクチン療法を選択肢として出して、患者さんが選び、良くなったと。この治療は320万かかり、だから情報とお金が大事なんです!!!


と言っていました。


酷いです。


こんな浅はかで、間違った解釈で伝えまくっている人に相談でお金をとられて、さらに、インチキクリニックでお金をとられて、不幸な結果にしかならないのではないでしょうか?




彼の今までの講演している会社を見ると、
生命保険会社、製薬、不動産や他にも一般企業、
共済や税理士会、大学など、こんな浅はかな、間違えの内容を話しして大丈夫なのか?



何より、心配なのは、今回のような保険代理店や保険を募集する立場の人に間違えた情報を伝えて、
がんになった時に利用するべき、治療費や家族の生活費のために加入した保険を、インチキクリニックに斡旋して(今回はインチキクリニックへ紹介するというストレートな表現はありませんでした)つかってしまう、また、そのために加入させるなんて、ゆるせません!


保険会社には注意を出しましたが、もっと強く言わないといけないかもしれませんね。



インチキクリニックへの斡旋、
ダメ。ゼッタイ。




"夜更けにバナナを"に思うを読んで




また、急にボランティアについて考えてみたくなった。
FBの友人がある記事を投稿していて読んだからだ。



(リンク切れになったらすいません)
ノンフィクション作品で映画化もされています。Wikipedia



ちなみに以前書いた



私は小さい頃から祖母や母が民生委員の活動で地域の老人の支援をしていたり、弟妹が地域活動をしていたので、私も日常生活の中で幼少の頃からボランティア活動をすることは自然なことでした。(といっても家族の1/10程度かもしれませんが).



祖母から
困った人がいたら、自分の出来る範囲で手伝ってあげなさい
と言われていたのを今でも染み付いています。



社会人になり、びっくりしたのは、ある人財育成のセミナーを受講した時に、貢献の人生という言葉が出てきて、




私は今まで、自分のことしか考えないで生きてきました!
とか
私はこれから貢献の人生を歩みます!
とか涙まで出しちゃう人がいて、



えっ?こんなに人って人のための活動だったり、ボランティア経験ってないんだなー、泣き出しちゃう人がいるくらいだもんなーと、ドン引きした経験があります。
まあ、それだけではなく感情が高ぶって涙したのかも知れませんが。。。




さて、"夜更けにバナナ".に思うを読んで、



この文が目を引きます。
人はできることよりもできないことのが多い。





私は前のブログで、ボランティアも自己実現の場であると書きました。



世の中には自分の知らないこと、理解できないこと、できないことが山のようにある中、自分が時間を使うことで社会問題を解決したりより良くなるための非営利活動がボランティアだと考えています。



生活をしていると、どこかで誰かの助けを借りて生きているなーと改めて考えました。




さー、一般社団の活動も力を入れて行こう。




























がん経験者の方が保険を検討する際のポイント(面談をイメージする④)



前回の続き
面談をイメージする。

④③で契約できる可能性のある保険会社の中から保障内容を比較



これは必ず注意をして確認してください。



死亡保障より、医療保険やがん保険は各社違いがあり、保障範囲や保障内容が各社違います。
えっ?こんなに違うの?くらい違います。




申し訳ないですが、これだけは、しっかり、他社も含めて、保障内容を比較した上でご検討されることをお勧めいたします。




保障内容の違いは、
例えば、

A社
入院・手術の保障で1入院あたりの入院日数が60日などの限度がある


B社
入院・手術の保障で1入院あたりの入院日数が60日などの限度はあるが、三大疾病(がん、脳血管疾患、心疾患)の場合は入院日数は無制限


C社
入院・手術の保障で1入院あたりの入院日数が60日などの限度はあるが、三大疾病(がん、脳血管疾患、心疾患)の場合は入院日数は無制限かつ、再発のがんと診断された場合の一時金や抗がん剤の保障は保障されないが、新たな部位のがんになった場合は一時金や抗がん剤の保障が給付される

などがあります。



私自身も取扱いのない保険会社をお勧めする場合もあります。




よく保険セールスマンは人間力がどうだこうだとか話をしている人がいますが、人間力じゃカバーできないくらい他社との違いがあります笑

保険料(掛け金)が高い安いは、〇〇さんが素晴らしい方なので、少々高くても〇〇さんからご加入をしますはありかもしれませんが、
病気など保障内容で一時金が数百万円でるでないは、しっかり内容を比較した上で検討された方が良いかと個人的には思います。無理には言いませんが。。。


また、
保険営業マンで、高額療養費があるから、治療費はたいした問題ありませんという人がいたら要注意です。ほとんど、がんの知識がない人だと思った方が良いと思います。
だからこそ、保障内容は比較した上で検討は大切です。
というか、がん経験者の方は、逆に教えてあげてください。




是非、比較をしてみてくださいね。

①〜④まで面談イメージを書いてみました。
このブログがお役に立てれれば、幸いです。



がん経験者の方が保険を検討する際のポイント(面談をイメージする③)



前回の続き
面談をイメージする。



③健康状況でクリアできる保険会社の商品を選択



生命保険の契約成立は、告知書(診査)、申込書類一式の提出、保険料の払込の3点が必要になります。


中でも告知書は生命保険会社が契約を引受けるかどうかの判定をする大切な書類です。


生命保険は、多数の人々が保険料を出しあって、相互に保障しあう制度です。初めから健康状態の良くない人や危険度の高い職業に従事している人などが無条件に契約しますと、保険料負担の公平性が保たれなくなります。

したがって契約にあたって契約者または被保険者は、過去の傷病歴(傷病名・治療期間等)、現在の健康状態、職業などについて、告知書や生命保険会社の指定した医師の質問に、事実をありのまま告げる義務(告知義務)があります。


(引用:生命保険文化センター 告知義務より)




がん経験者の方の相談を受けると必ずいろいろな保険会社のホームページを見て頂きます。


理由は引受基準緩和型の保険の告知項目を確認して頂く作業です。

保険会社によって、告知項目の内容が全然違います。




例えば、


告知書の告知項目で過去3ヶ月年以内の医師の診察・検査は治療終了後の経過観察は含まれない保険会社


他の会社の告知書の告知項目では医師の診査・検査は治療終了後の経過観察は含まれる会社もあります。



これで該当する保険会社は、契約ができないことになります。




また、他の告知項目も各社違いがあり、病歴に該当するかどうかで保険会社の成立をするための可否が変わります。


例えば、

寛解後の年数だけではなく、



・手術の有無

・手術以外の治療

・治療終了年月日

・入院期間

・現在までの経過


など、


それにより以下のように保険会社の契約成立の可能性がかわります。




(死亡保障の例)


A

再保険(割増保険料:掛け金が高くなる)の検討


B

保険金削減(一定期間が経過すれば保険金は通常の保障される金額に戻ります)か保険金削減+割増


C

無条件~5年ぐらいまでの保険金削減


D

5年経過後は、

保険金削減期間などがつくが引受の

可能性があり


E

引受緩和告知型死亡保障なら引受可




(医療保障の例)


入院と手術のみ引受可

(経過観察が5年空けば特約も引受可)



医療

完治後10年未満は、

謝絶の可能性90%


などそれぞれ引受が様々です。



告知項目の解釈がわからない場合は保険会社に確認をするのが一番確実な方法です。

もし、ありのままの告知をせず、いわゆる告知義務違反をしてしまうと、契約が解除になり、本来、必要性があり生命保険の契約をしたのに無意味になってしまいますので注意をしましょう。



そして、保険相談を信頼できる担当者を見つけることが大切です。




がん経験者の方が保険を検討する際のポイント(面談をイメージする②)



前回の続き
面談をイメージする。




②社会保障の確認
(高額療養費、傷病手当金、障害年金など)




民間の保険会社に加入する前に、大切なこと、
それは国の制度を再確認することから始めて頂きたいです。



がん経験者のみなさんは、前回の治療時に、利用している制度、利用しなかった制度、利用できなかった制度があるかと思います。



もちろん、高額療養費制度や限度額適用認定証は利用したから知っているよ!わざわざ、話さなくてもね。と言われるかもしれませんが、内容を知っている、理解しているよりも、大切なのは、現状の守られている環境を改めて調べることが大事です。



国民健康保険から全国健康保険協会になった人

全国健康保険協会から国民健康保険になった人

企業のグループ健保になった人や国民健康保険になった人



それにより、医療費の付加給付が付いたり、無くなった、傷病手当金が付いた、無くなったなどもあるかもしれません。
相談者の中には、罹患後に転職をして付加給付のある企業に勤めているケースもありました。



もちろん環境が変わらない人もいらっしゃいますがまずは、確認の意味を含めて、社会保障を再確認をしましょう。