眠れない夜の明け方。

耳の奧に響く雑音。



聞こえないふりをして無視をしても、

消えない雑音。


あたしを責める声。





その声の主が自分だと気付いたのは、どれくらい前のことだろう。

望まぬ迷路に気付けば迷い込んでいる


抜け出す方法はあるはずなのに

私はそれに気付いているはずなのに

直視できない

直視したくない



そうやって

いつまでもおなじ所をぐるぐる回り続ける

必要

だけど、「唯一」ではないことが分かってる


不必要?

口が裂けても言えない



誰のものにもならない

誰のものにもなって欲しくない

独占欲と利己意識が交錯する

「ほんの少し」の心地よい「距離」