白鷺の翔び立つ翼 自在なり 
        物憂いこころを載せてやりたし 

  つばさを自在に羽ばたきながら空へ飛び立つ
  白鷺  この物憂さをつばさに載せて遠くへ持ち
  去ってくれないかしら 白鷺の行方を眼でおいながら
  ふと 思っていました 

縫い上がるタータンチェックのブラウスを
         着せる人台に初夏の風入る

  気軽に着られるのでタータンチェツクの生地を
  求めて作っては楽しんでいましたが 以前ブログに
  タータンチェクはもと『スコットランドで氏族を表す
  紋章や儀式用の飾り章などに用いた織物』と書かれて
  いましたので今は作るときどんな氏族に使われていた
  のかしら  もしかして此の格子の柄は使はれてゐな
  かったかも~~色々な想像を深め針を進めてゐる昨今です
  男性のタータンチェクのスカート姿を見かけますよね
  白妙の泰山木(たいさんぼく)咲く森の中
       ちょろっと出こし栗鼠(りす)と目が合う

  鎌倉の森を散策するのが好きで時々でかけます  
 昨日は建長寺から円覚寺 明月院とまわってみました
 天気もよくさわやかな風に誘はれ気ままに歩きました森の
  中に泰山木の白い大きな花が咲いている 立ち止まって
  見ているとちょろ ちょろと栗鼠が出てきてその可愛らしい
  眼とであった 鎌倉では 栗鼠による被害が多いときいています 
 (こんなに可愛い顔して何を悪戯したの?) 思わず聞いてみたく
  なった森の中  深閑として歴史漂う谷戸の道
  

知らず知らずまたお辞儀して
        セールスの電話に今日は三度断る
  
化粧品 健康食品さては お墓までセールスの電話がある
 電話をする方も仕事とはいへ大変と思う  お断り
  するのに『すみません』と知らず 知らずに頭を下げて
  断つてうゐる自分に思わず苦笑~~

  CD(シーデー)の百人一首を聞きてをり
          詠まれゐる月 マンション照らす
  
  CDに百人一首の詠みこまれてゐるのを買い求め
  正月に一人で歌留多を取るのもおもしろいものです
  久しぶりに静かに百人一首を聞いてゐますと妙に
  心が落ち着き鑑賞に浸ってゐました  八百年~
  九百年も前の和歌が多いようです その頃に詠まれた
  月  秋風にたなびく雲の絶え間よりもれ出づる月の
  影のさやけき   古代の人もみていた月が いま
  マンションを照らし そしてその月を私も見てゐる
  不思議ではないのに なぜか不思議な気がする


   戦争を百聞に知る人多き世に 
         九条の護憲浮かびては消ゆ
 
 自衛のための装備は必要と思う  戦争の話は何度も何度も
聞いて知っている  戦後生まれの人も定年を迎え戦争を体験
した人や戦地で戦ってゐた人びとも少なくなりつつありますよね
戦争体験者の話を自分の身に置き換えて考えるべきですね
子供達には軍靴を履かせたくないですね~





   

   涸れる程なみだ流しし日の記憶
          一滴の目薬ほほに零れる

  切なくも懐かしく思い出されてくる遠い日  その頃の
  投稿歌に
  恋もすて己も捨てしあの夏よ
           今宵も聞きぬひぐらしの声
 誰のお歌か解りませんが何時の間にか心に残り時折
 口ずさんでいます  当時 共感してゐた短歌ですね

  銃声の飛び交うニユースの画面消し
         僧の書きたる『頭陀袋』読む

  最近 銃による事件の報道見る事が多いですね
  人質発砲事件も数時間にわたり放映されましたね
  前途 有望の警察官が撃たれてなくなりましたが
  どうしてこんな世の中になってしまったのでしようか
  たまたま 権大僧正の書いた『頭陀袋』という本を読んで
  ゐた時だったのでニュースを見てやりきれない気持ちで
  一杯でした

   源氏物語絵巻に目を凝らす
         千年の彩 平成の模写

  紫式部の 源氏物語 を絵画化した絵巻 『よみが
  える 源氏物語絵巻』 を見に行きました 凡そ九百余年
  前に描がかれたといはれる絵巻と平成十七年に完結した
 復元模写を見比べながら人ごみの中を目を凝らして回りました
 復元前の絵も古代の重みを感じられて良かった 復元された絵
 も当時の色彩を研究されて描かれ素晴らしくはっきりと解る
 絵なりました 絵の中の人物の顔はみな同じように 見えて
 特に目が細く糸のように描かれているのがおもしろいなあ^~
 と思いつつ王朝人の世界に浸っていました

憲法九条の論議揺らぐも
      菜園の 息吹ける土に薯を植えゐつ 
  
  憲法改正案や九条を守る会等が話題になっていますね
  多様な意見を聞きながらも美しい国 平和の国
  誰もが望んでいますよね季節も自然に巡り来て 土の
  心地よい息吹を感じとる幸せ 平和だからこそですね
  小さな菜園に馬鈴薯を植えてみました 太陽の恵みを
  受けて育つ素晴らしさ  時代が変わりつつあるけれど
 平和が一番ですよね~