今月のe-マガジン【読み物版】は、ノロウイルスについてです。

ノロウイルスは、我が国の食中毒原因の上位をしめるウイルスです。ノロウイルスによる食中毒は一年を通して発生していますが、特に冬季に流行します。これからの季節、ノロウイルスについての正しい知識をもって、しっかりと食中毒予防に努めて下さい。

 

-◆◆内閣府 食品安全委員会e-マガジン【読み物版】◆◆-

[生活の中の食品安全-ノロウイルスについて-その1]

平成30年11月16日配信 ≪一部転載≫

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1.ノロウイルスとは?

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ノロウイルスはヒトの腸管で増殖するウイルスです。ノロウイルスによる食中毒は1年中見られますが、11月くらいから発生件数が増加しはじめ、12月~翌年1月が発生のピークになる傾向があります。最近では、ノロウイルスに感染したヒトの手指等で食品が汚染され、それを食べたヒトが感染した事例が多く認められています。また、ノロウイルスは、とても感染力が強く、少量のウイルス量(100個以下)でも感染すると考えられており、保育園や高齢者施設等の集団生活の場では、感染が広がり集団発生を引き起こすことがしばしばあります。なお、食品中に含まれるウイルスは検出することが難しく、食中毒の原因究明や感染経路の特定を難しくしています。

 

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