FBで繋がってる方やGarminで繋がってる方は知っているかもしれないけど…

結果を先に書きます。

26km地点の医務室に飛び込みそのままDNFとなりました。

 

ここからは振り返りです。

先週は熱が上がったり下がったりを繰り返しでした。

レース2日までの金曜も怠さが抜けず、EXPOも何とかゼッケンと受け取ってぱっきーさんのブースに立ち寄るだけが精一杯でした。

 

土曜日も午前中は体調が良いかなと思って、子供を水族館に連れて行きました。

だけど、ランチを食べて戻ってきてから悪化してしまい食欲もなければ、寒気もしてきてしまい…

37.5度と微熱だけど、スタート12時間前の体調なのでDNSを本気で考えました。

悔しくて情けなくて涙がこぼれます…

この時点で95%諦めてました。

だけど、寝てる間に大量に発汗し熱が下がりました。

5時に起きたら36.3度と私の平熱はもっと低いので高めではあるけど出る事を決意しました。

 

回復したことに喜びはありましたが、汗で放出してしまった水分を取り戻すべく、大目に水分補給をしたり食事も食事もお雑煮を朝から4()食べたり、他にもバナナ2本やエナジーウエハースを食べたりして、できるだけの事はしました。

極力余計な運動は避けて、移動も普段ならジョグで会場まで移動してましたが、今回は電車を極力使いました。

 

スタート地点到着後に準備運動…

この時点で最初に嫌な予感はしてました。

アキレス腱を伸ばしてたら、明らかに脹脛にピクンと痙攣のサインが…(;’∀’)

明らかに体内の水分不足です。

DNSよりマシだと心を切り替えます。

周りを見ているとどこかのブログで見たことがある方がいらっしゃいまして、声を掛けてみた所「けんぢぃ」さんでした。

ご挨拶と軽い雑談をさせて貰いました。

スタートの号砲後あっという間にいなくなってましたが…()

私も最初の1km340秒台で入ったのに見えなくなるとは凄すぎです。Σ(・□・;)

2km地点では家族が応援に来てくれてました。

一瞬だけ足を止めて家族達とハイタッチをして出発!

それでも350秒台だったのには笑えました()

 

3km地点で左足のふくらはぎがピクピクしはじめます。

同時に額から大量の汗が

もっと暑い日のレースでも序盤からこんなに汗はかきません。

この時点で「完走」は諦めました。

遅く走ろうが速く走ろうが終わりはゴール地点ではない。

正直落ち込みましたが、スタート地点に立つ事すら諦めかけてた事を考えれば今この場で走っている事に感謝すべきと気持ちを切り替えます。

5km手前で右の脹脛も同じように終わります。

7kmでは左の太腿、10kmでは右の太腿…

身体のあちこちから終わりのサインが現れてきました。

 

でも、魂はまだ終わってない。

あと少しだけ…

そんな気持ちで頑張り続けました。

暑いから給水所では頭から水を掛けました。

スポーツドリンクも飲みました。

だけど、前夜の発汗で干からびてた身体に水分を入れても蘇ってきません。

 

25km地点…

意識が朦朧としてくるような感覚もありました。

身体の限界はとっくに通り越してます。

心の限界もそこまで見えてきました。

26km地点で救護所の表示があったので、飛び込みました。

足を止めたら頭がフラフラしました。

私のレースはここで終わりを告げました。

 

「終わっちゃった…」

 

終わりたくなかった。

だけど、もう一歩も前に走り出せる体力は残ってませんでした。

 

一滴残さず出し切った先の終着点が26kmの救護所でした。

DNSでは後悔がもっとのこっていたでしょう。

少しでも走れて良かったという気持ちもあります。

 

今は何も先の事は考えられません。

 

ただ、一つだけ決まっている事があります。

 

「このままでは終われない!!」

 

どういう形に進むか分からないけど、このまま終われません。

とにかく今はゆっくり休みたいです。

身体的にも精神的にも疲れました。

 

気持ちにゆとりが出てきたら、東京マラソンでのリタイア後の流れについて書いてみますね。

搬送方法とかDNSだった人間しか経験できない貴重な情報かもしれませんからね。

応援ありがとうございました。

 

では、また!