なんとお久しぶりでございます。

本当にご無沙汰しています。

 

きゃにです。

相変わらず会社員を・・・

もうかれこれ4年目になるのですが、なんだかんだ続いているみたいです。

 

 

さて、楽器を始めてかれこれもう”17年”も経ってしまいました。

今の楽器を使って14年です。年齢がバレる。。。

 

前置きはここらにしておいて、ですね(笑)

 

 

①前置き

かれこれ11年ぶりに、吹奏楽コンクールに出場してきました!!

つい先日まで「響け!ユーフォニアム」が放送されていたこともあり、

吹奏楽コンクールというものがどんなものなのか、多少ご存知の方も多いのでは。

作品内で久美子たちが出場していたのは、高校の部です。

実は「職場・一般の部」という枠が存在します。ご存知の方には不要な説明ですみません(笑)

有志で集まった社会人や大学生などが中心で、吹奏楽連盟に加盟して条件を満たしていれば出場できます。

 

わざわざ文章に書き起こしてみよう!!

と思うくらいに「いい経験」と私自身「いい成長」ができたもので。

熱が冷めやらぬうちに、例によって乱文乱文書き残しておきたいと思った次第です。

 

※以下、吹奏楽コンクール…というコンクールの存在自体の可否についてもそこそこの頻度でいわゆる「炎上する」内容の記載等が随所にございます。コンクールが苦手等の方はこの時点で画面を閉じていただけると幸いです。

 

 

 

少しばかり、コンクールシーズン前の「コンクールに出るに至ったご縁」との出会いから

長くはなりますが、お付き合いいただければ幸いです。

 

 

②長い長いトンネルの出口

時は今年、2024年の4月に遡ります。

(肝心のコンクールの話まではまだ遠いですが、コンクールのことを書いていくにあたって僕的にはとても大切で特別なフェーズなので割愛することなく全部書かせてください)

 

私は楽器を辞めようか、と悩んでいました。

楽器関係で悲しい出来事が続き、モチベも気持ちもどん底に居ました。

そんな中、とある「期間限定メンバー募集」を目にしたのです。

ここ数年で話題になっているバンドで、レベルとしては高い部類でした。

 

定期演奏会に向けた期間限定メンバーを募集する!

条件は①一定の頻度で練習に参加すること②事前に個人練習して合奏では合わせられるレベルになること

などなど、それなりの技術と共に高い意識も要求されるものでした。

コンクールの課題曲と自由曲クラスの大曲、その他好きな曲や個人的にリベンジできる曲もあって

「勤務予定と照らし合わせてもこれは、行けるんじゃね???」

「これで楽器終わりになったって構わない!!」

「万一吹くのこれで最後になるとしても、せっかくなら上手いバンドでやっちゃうぜ!!」

 

そんな気概で飛び込んだバンドは

なんと「名古屋」のバンドでした。

正直近場で練習すること自体結構しんどかったところもあり

練習=新幹線に乗って遠征だ!!

くらいのアトラクション性?エンターテインメント性?

なんていうか、今となっては特別感的なものを求めていたのかもしれません。

 

初回の練習は

「あなたがウワサの!?」

「本当に東京から来たの??」

「東京にもいくらでもバンドあったでしょう!?」

なんてびっくりさせてしまいましたね(笑)

いや、それ以降の練習も

「また東京から??」

「うちのメンバーより下手すると出席してるよ(笑)」

なんて感じだったんですがね。。。

 

東京から来ている大馬鹿者の私に本当に良くして頂きました。

もちろん行くだけじゃなくて、トランペット吹いてるんですよ!!(笑)

 

今までどんな音楽をしていたかは、このブログをご覧の皆さんはご存知の方が多いかもしれません。

ここでは一般の…というと逆に変かもしれませんが、ガチ吹奏楽をやっていました。

飛び込んでみて思いました。

ここ数年で話題になっているバンドだけあって

「やべぇ、このバンドのメンバー、めちゃくちゃ上手いメンバーだらけじゃん」

「もしかしなくても、上手さで行くと自分下半分じゃね???」

さて、トランペット吹きという生き物はですね

周りに負けるのが超嫌いなんですよね!

「もうこれで最後かな~」くらいに思っていた私。

完っ全にスイッチ投入状態でした。

 

周りのメンバーも指揮者からの指示とは別で

「この部分の音程気を付けよう」

「長い休符の後の入り苦手でしょ?音は外さないように気を付けよう!」

「ここはもう、ぶちかましていい!やってやろう!」

などなど…それはもう未熟でならない私にたくさん色々なことを教えてくれました。

その中でもコミュニケーションが生まれて、4月末頃には段々馴染めるようになりつつありました。

本当にありがたいことですね。

そのころには「新幹線最終までだけどご飯行こうよ!飲み行こうよ!!」

なんてたくさんお誘い頂いたり「駅まで車乗って行きな!!」

なんて段々メンバーの一員として溶け込んでいけました。

 

さて、時は流れまして…5月半ば。

いよいよ定期演奏会本番の週末を迎えました。

予約した宿が面白かった…のはさておき、金曜から名古屋入りして月曜に東京へ帰るスケジュールでした。

楽器に加えてスーツケースや本番衣装など荷物が増えることもあり…ついに名古屋まできゃにカーで!

助手席に乗せてもらったことはあったのですが、いよいよきゃにカーで。

東京から名古屋、遠くね!?と思うかもしれませんが、意外とそうでもないもので。。。

乗り出すと1時間で沼津、もう1時間で浜松、そこから1時間半くらい

ノンストップであれば合計3時間半くらいくらいで名古屋市街地まで走破できます。

 

金曜土曜どちらもみっちり練習して、その後はバッチリご飯に(笑)

もうこの頃にはだいぶ馴染めていたような気がします。

楽器吹くのが、音楽するのが、たくさんのメンバーと一緒に同じ目標を目指すことが

大変な事がたくさんあっても、それも含めて本当に楽しくてたまりませんでした。

 

 

さて、いよいよ定期演奏会本番当日。

実は今回の演奏会、トランペットの人数が少なかったこともあり

主に2ndを一人で担当していました。

今まで演奏会はほぼ全曲1stでバリバリにトップ吹き!みたいな感じでしたが

それでもペース配分と唇の消耗(金管奏者には伝わる)をしないといけませんでした。

「自分が1st吹いていたら、こんな2nd担当だったら助かるな!!」

を形にしつつ、譜面に忠実に、指示を正確に音としていく

本当に難しかったし勉強になってました。感謝。

 

本番当日って本当に時間の流れが速いんですよね。

あっという間に開演直前。

あ、ちゃんと男子楽屋は面白かったですよ。

いい意味でみんな狂ってるし男しかいないので…。

 

本番直前に入場待機してる舞台袖ってなんかいいですよね。

あれ?もしかしたら緊張でヤバいのが普通なのかもしれませんが(笑)
 

内容まではさすがに割愛しつつ、本当に楽しくていい音楽ができた本番でした。

少し1stもらった曲もあったのですが、好きな曲でソロまでもらってしまって。

今思えばちょっとブリブリ吹きすぎたかなぁ~なんて少し思う時もありますが…。

 

なんとわざわざ東京から聴きに来てくれた方までいました!!!

この場を借りて改めて感謝申し上げます!!

ありがとうございました!!!

 

こんなに楽しくていい音楽ができた本番はいつぶりだろう…

なんて思うほどに満足の本番でした。

終演後のミーティングで少しお話しする時間までいただいてしまいました。

私のくせしてちょっといいこと話しちゃいました(笑)

 

打ち上げもあったんですが、めちゃくちゃ楽しかったですね。。。

皆が本気で挑んでいるからこそできた音楽だったんじゃないかなと思います。

 

翌日のお昼までメンバーと一緒させて頂いて、録音を聴きながら東京へ帰ったのでした。

 

長い長いトンネルの出口とは、辞めようかとまで思ってた音楽に

もう一度挑戦していこう、という決意でやっと飛び出たものかもしれません。

 

 

③再出発

「コンクールに出てみませんか??」

「…ていうか是非とも出てほしい!!」

なんじゃあそりゃ~~~!!

「姉妹バンドに来なよ!」

定期演奏会の期間限定メンバーの私にそんな声がかかったのです。

名古屋と並行して、横浜にも姉妹バンドがありました。

紹介もありつつ改めて私は横浜のあるバンドにも所属して並行して活動することに。

定期演奏会翌週、私は横浜の練習会場へ向かっていました。

 

とても個性あふれるメンバーに溢れる活気のあるバンドで最初は大丈夫か不安なところもありましたが

今では無事に馴染んで…というよりは私も個性を発揮できているの、、、かもしれません(笑)

私から見ても若いメンバーが多いところも活気がある理由かもしれません。

 

 

さて、名古屋のバンドはいよいよ”コンクールシーズン”に突入していきます。

課題曲と自由曲をひたすらに作り上げていきます。

個人的には思うように吹けなくて、音が当たらなくて、音程が悪くて。

さらには「音が痛い」という、根本からの問題が改めて浮き彫りに。

振り返ると、今までポップスばかり、さらにはラッパ1本だけ!みたいな環境下で

中々にハイトーンのきつい譜面を求められることが多かったわけで…

自ずと音が痛くなる要素がそろっていました。

「パートで孤独」は個人の技術を向上させるには効くのですが、

中々「合わせる」とか「いい音で鳴らす」という方向では効かないんですね。

合わせる相手がいない、あるいは担当楽器が埋もれないようにぶっ放すんですから自然といえば自然ですね。

 

しかし、挑む舞台は吹奏楽コンクール。

そうはいきません。いい音が、いいサウンドが、いい音楽が求められます。

実は今まで中々こだわらなかった部分までこだわりました。

・マウスピースを入れる向き

・マウスピースを入れる強さ

私の場合はこの2つを改善して定位を決めたことで大幅に良くなりました。

 

さらにこんなところで「意識」をもって吹くことを。

・これから吹く部分の注意事項や楽譜の書き込みを指差確認…

というもう完全に職業病なんですが、さすがに本番ではしてないですよ(笑)

これもまた、意識して吹くことが習慣化されるので効きました。

 

 

コンクールシーズンはあっという間に過ぎ去っていきます。

 

 

良い音楽と出会って、新しい居場所を見つけた私。

確実に再出発に成功していました。

 

 

④楽器人生で最高の12分間

いよいよコンクールシーズンも終盤戦。

ホール練習や長丁場の練習も組み込まれるようになってきます。

さて、ここで少し脱線するかもしれませんが・・・

練習メシについて。

楽器って思っているよりも遥かに息と頭を使っています

つまり。「めっちゃ腹減るし喉乾く」んですよ。半端じゃない。

ちなみに、カロリー消費の一番高い楽器はドラム、らしいです。

何が言いたいか、管楽器組は特に大食いと大酒飲みが多いです。

メインメニュー2品を普通に平らげる人がぞろぞろいたりします。

1杯目のビールが速攻でなくなります()

私も「楽器吹いたし/吹いてたしいいか!!」なーんて大盛り食べたりします。

だから一向に痩せないんですね。ダイエットは明日から。

おかげで名古屋でたくさんおいしいお店を知れました、これもまた嬉しいですね。

それ以上に、練習後にメンバーとご飯食べたり飲みに行ったりすると

めっちゃ仲良くなります(笑)

冗談抜きでここ4ヶ月で友達?というか仲間がたくさん増えました!

他のメンバーが普段何をしていて、金管奏者なのに実は木管も吹けるんだとか聞けると楽しいし楽器の話をしているともうすぐに時間が過ぎ去っていくんですよね。。。

練習とはまた別で飲みに誘ってもらったり、正直今とても充実しているんだと思います。

 

さあ、いよいよコンクール本番に向けて最後の名古屋遠征。

実は5月末に新車が納車されまして…。新車で6月からは向かっていました(笑)

直前になると合わせ中心で、表現の振り返りや音程の確認、本番の流れの確認、通し練習など…

やることは山積みですがひとつひとつ丁寧に消化していきます。

中々普段の練習では全員集まることが難しいですし、本番と広さも響きも全く違います。

実際のステージを想定してイスや譜面台を配置したり、全員で吹いてパート間やソロと全体のバランス調整をしたり

本番に向けて着実に作り上げていきます。

 

この頃になると、どうしても気になってしまうのが「賞」です。

コンクールですから、結果が出ますし点数が付きます。

その点数によって賞や代表が決まっていくのです。

基本的には、金賞・銀賞・銅賞のいずれかの賞が授与され

金賞受賞団体の中から、上位の規定団体が推薦され上位大会へ進出できます。

…そうです、つまり「金賞を取っても次の大会へ進めない」場合があるのです。

その金賞のことを通称「ダメ金」と言います。

吹奏楽部の人が「金賞取ったのに何であんなに表情暗くてうつむいてるんだろう…」と思ったら

つまりそれです。上を目指すには、金賞を取ったうえで「呼ばれないと」行けないのです。

 

名古屋だって三大都市圏ですから、超激戦区です。

ダメ金に泣く団体が毎年たくさんいるのです。

 

我々は挑戦者の立場、最後の枠に入れるか否かという状況でした。

 

 

前日の長い練習を終え、いよいよ翌日がコンクール当日。

悔いのない演奏をしたい、そう願って眠りにつくのでした。

 

 

本番当日。

朝にめっきり弱い私がアラーム一発で起きました。

シャワーを浴びて、身支度をして当日の練習会場へ。

ホールが開く前から社内で音出しやアップを少しずつ始めます。

そうです、当日は時間との勝負なのです。

特に出演順が早い場合はその分リハや合わせに使える時間が少なくなるため、正直不利になります。

瞬く間にリハが終わり、楽器を積み込んで本番会場へ。

男性陣は打楽器の運搬を手伝ってから自分の楽器を出して音出しを軽く行います。

いよいよ最後の確認を行う「チューニングルーム」に案内されます。

チューニングをして、課題曲の冒頭や自由曲のテンポが変わる部分を確認します。

最後にみんなで気合を入れて、いよいよ本番へ。

舞台袖では前の団体の演奏を聴くことになります。

息を入れて楽器が冷えすぎないように調整します。

これがめちゃくちゃ上手い団体だと緊張の原因のひとつです(笑)

 

前の団体の演奏が終わると、いよいよ一斉に舞台へ。

イスの位置や譜面台の向き、そもそも数が足りているか、演奏に支障がないか、確認していきます。

 

息を整え、アナウンスが入るといよいよ演奏が始まります。

課題曲はトランペットが目立つ部分もありその部分は本当に緊張しました。

自由曲はなかなかのテクニカルセクションもあり。。。

最後に綺麗に盛り上がる部分、心は熱くても頭は冷静でなければなりません(笑)

気がつくと最後のフィナーレへ。

あっという間の12分。

 

いままでのベストテイクができた、そう実感した。

 

 

写真撮影を終え、楽器を片付けたらようやく一息つけます。

出演順が早かったので、しばらく自由時間でした。

 

 

さて、吹いて終わりでないのがコンクールです。

結果発表という心臓が飛び出そうになる時間があります。

発表では、金賞と銀賞がわかりにくいため「ゴールド金賞」と呼んだりします。

 

順番に出演順が近づいてきます。

 

 

「ゴールド金賞」

 

まずは本当に良かった。

これでまだ安心はできないんだけどね。

 

そして、代表団体の発表。

 

本当に残念で仕方ないのですが

呼ばれることはありませんでした。

 

 

全力は出し切れたし、悔いはあれどどこか晴れやかな気持ち…

だったのかはまだ分かり切っていません、自分でもね。

 

全員でミーティングをして、点数と講評が読み上げられます。

決して悪いものではないし、いい演奏でした。

 

なんとも言えない気持ちに襲われていました。

なにせ今回トランペットの1stという全員重要な中でも

「そこがヘタクソだとバンド全体がそう思われる」その筆頭がトランペットという楽器であり

中でも1stを担当するということは、責任重大なのです。

1stを吹いて支部大会に行けたことがない私、正直めちゃくちゃ悔しかった。

 

 

でもどうだろう、ふと名古屋へ通い詰めた4ヶ月を振り返りました。

「大覚醒しましたね!」「前と大違いで上達したよ!!」

「きゃにさんのラッパめっちゃ好みです!!」

なんて言われてちょっとこみ上げるものが。

 

「いい成長」と「技術の上達」そして何より「いい経験」

これを身をもって体験できたことが何よりの収穫であって、僕自身の成長でした。

 

悔しいにしても激戦区で金賞を取れた

まさに、今まで15年以上トランペットを続けてきて

「最高の12分間」になったのでした。

 

 

⑤Definitely!!

東京に帰ってきていつも通り仕事している。

コンクールに挑戦する前と後の自分は同じ人物でも全く違うように思えています。

 

「挑戦すること」

「いい音楽をすること」

「自分自身が成長すること」

「技術を向上させること」

「仲間と一緒に同じ目標へ向かって努力すること」

 

本当にいい経験になったと思うし

学生時代からあったコンクールへの消化不良感は消えてなくなりました。

 

それでも新しい目標ができた。

「いつか、全国大会で金賞を取りたい。」

 

まだまだ程遠い。

正直何年かかるのかも、到達できるのかもわからない。

 

それでも、挑戦したい。

 

大人になっても全力を注いで取り組めて青春できる…ってすごいことだと思う。

 

さあ、次の演奏会に向けて練習です!!

 

 

今までにない経験と大切な仲間に出会えた名古屋に感謝。

応援していただき、本当にありがとうございます。

 

Definitely Again!!