こんにちは！七音です
ご訪問、ありがとうございます
さて、今日は
「伯父の思い出」
を書いてみたいと思います。
私の伯父は、
クラシック鑑賞が大好きでした。
私がクラシックを好きになったのに、
多大な影響を受けていると思います。
長野に住む伯父は、
物静かな人で、
趣味の世界に住む、
文化人、と言ったたたずまいの
人でした。
クラシック音楽鑑賞、
カメラ、美術、
読書、
料理も好きでした。
なんでも極めたくなる性格のようで、
音響機材は、ン千万くらい
かかっていたと思います。
持ち物もこだわって、
素敵なものばかりで、
田舎に住んでいるのに、
異色の存在でした。
とはいえ、畑仕事や、草むしり、
虫退治など何でもやり、
そこは田舎住まいのたくましさ
がありました。
野良姿の似合う伯母と、
対照的で、面白い夫婦だと
思ったものです。
今の住まいの前は、
小さい借家住まいで、
伯父は仕事から帰ってくると、
夕飯を食べたらすぐに
2階に上がって、
音楽を聴いていました。
ほとんど話をしたこともなく、
謎の人でした。
その後、引越しをし、
大きくなった家で、
伯父は早速自分の部屋をしつらえ、
音響機材をそろえ、趣味の部屋を
作り上げました。
その部屋は、
以前と違ってオープンで、
田舎に行くと、その伯父の自慢の
音響機材で、クラシック音楽を聴くのが、
毎回楽しみでした。
子供心に、素晴らしい音だと思いました。
まだ、クラシックの曲の
レパートリーがなかった頃でしたが、
伯父の部屋で過ごす時間は、優雅で、
ちょっといいとこのお嬢さんに
でもなったような気になっていました。
田舎へ行くたび、
「おじちゃん、あれ聞きたい」
と言うと、必ずその曲を持っていて、
すごいコレクションだと思ったものです。
そんな伯父も、6年前に亡くなり、
田舎には、大量のCDとレコード、
音響機材が、
主を無くして、寂しそうに
残っています。
聴きに行きたいのですが、
コロナのため、
伯母には出入禁止を
言い渡されているため、
去年から行っておりません。
伯父は、私や息子の音楽に、
多大な影響を与えてくれたこと、
心から感謝しています。
また会って話がしたかったな。
「ありがとう」って伝えたいです。
以前、ザルツブルクのお土産
として出した画像は、
伯父のお土産でした。
暖かい思い出と共に、
音楽をこれからも愛していきます
今日もお読み下さって、
ありがとうございました