能登半島周遊の旅④ | ポシェットのブログ

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オートキャンプが趣味で、キャンピングカーユーザーでもあります。車中泊しながら気まま旅、寺社の朱印巡りもマイブームです。西国三十三ヶ所、(近畿圏)の神仏霊場会150ヶ所も始めました。城 城跡巡り ラーメン屋探訪 なども
宜しくお願いします♪

おはこんばんにちわ



ブログを通じてご縁のあります皆様方
    お読み頂きまして有り難うございます。


周遊の旅も4日この日残すのみなので、

朝食を車内でとりながら

行き先はその場の思い付きで決定なので

地図やネット情報を  フム フム!?

               南下しながらの

  何処いこ?  何処寄ろ?   ん~ん??

  !! ここはどうやろ いい感じちゃう


     穴水駅近くに古刹のお寺がある

                 よし、そこ行こ!!

そこで行きましたのが


             勅上山   来迎寺
 (ちょうじょうざん  らいこうじ)



真言宗の古刹

 夜の雨が嘘のような天気  ウインク



 もう、旬は過ぎた感じでしたが、

 桜が見れました。おねがい



桜の名前なのですが、

         ライコウジキクザクラ

お寺の名を冠した八重桜で、まさか桜がみ

れるとは!!これもを感じました。キラキラ

  ( 石碑に桜の陰でみにくくてすみません)


 本堂の入口前で一月遅れの仏陀の像が

                           花祭り

 旧暦ならこの時期がほんまやもんね


お寺の奥さんがお孫さんの遊んでる守り

をされてたのですが、桜の写真を撮ってい

たら声を掛けて頂きました。


「花祭りしているから御祝いしていって」


ではお言葉に甘えて 南無~  (上の画像です


 「良かったら本堂(なか)も拝観どうぞ」

       「庭も見ながらお茶でもどうぞ」


 では 拝観料は?と聞きますと

 申し訳無さそうに


   「お一人様、300円頂いてます」


えっ300円と聞き返しますと   「安っ」

大変、申し訳なさそうに


                    は ぃ、300円」


平○院ならこんだけ要りますよっと言うと

         
                       「え~っ

                びっくりされてました。

そんな事があり本堂を見せて頂く事に

その前に甘茶も頂きました。あま~い!


 本堂の入口の綺麗な彫刻

                          すご~っ


では、履き物脱いで中へ


本堂の見事な彫刻と色彩のきらびやかさ

         想わず  うゎ~凄っ」


 奥が内陣  御本尊 阿弥陀如来像

      (本尊様は流石に撮れなんだ)



入ってからは奥さんが付いて解説付き

しかも自由に見て回れる

こんなの初めての拝観スタイル 感動です

           「写真も撮っていいよ❕」

      (えっ嘘、マジでって思いました。)

     お茶 どうぞ 、お菓子もどうぞ」

                         
    お言葉に甘えて、縁先で庭見ながら

この日も強風が吹き荒れ、池があるのですが、落ち葉やなんやら吹き込んで

コジンマリしたお庭で近江八景を模して
あるのだそうです。


本堂右奥の高い所に高倉天皇より賜った

「秘仏・観世音菩薩」が祀られる観音堂が

次回のご開帳は     ん~ 忘れちゃった

確か、そん時はオヤジ もう死んでるかも

と思う位、先の事だったような話しでした



お堂より庭を見下ろす


もみじの新緑が清々しい


また、縁先に座ってお寺の由来を聞きまし

た。嵯峨天皇の勅願により814年に創建

山号を「勅定山」を賜り勅定山 青竜寺とし

て始まったそうです。時は過ぎこの地を治

める事になった「長谷部信連 」公が長谷部

家の祈祷寺として本堂を再建、この時に

山号を「来迎寺」に改めたそうです。


青竜寺」時代の御本尊「不動明王」


お座布団の左に写る板ですが、説明して頂

いている時に、天井から落ちてくる

          ハプニング   (びっくり   焦った)


この後 拝見したのが  

   幽霊画  

 ピントが合わない、一番いいやつです。


左側の作者は かの「円山応挙」だそうです

が、真贋はわからないそうです。


女性の幽霊ですがオドオドしさは全くあり

ません。お二人とも胸に手を当ててる

奥さん曰く、乳のみ子を置いて亡くなった

母親で子供恋しさに幽霊になったのでは

と解説されました。


何でも鑑定団の「オープン ザ プライス」

見てみたいのはオヤジだけでしょうか?


寺宝のお茶のお道具

左上の富士をあつらえた楽茶碗ですが

    「ん、こ これは  いいものと見た」



左下のお茶杓  ライコウジキクザクラの枯

れてしまった原木から作られてるそうです


   暖簾

光っているのがわかりますか?ガラスビー

ズで奥さんの手作り、器用やないかいキラキラ

この地方の風習らしく嫁入り道具の一番

大事な物で嫁ぎ先の玄関に掛けてこの暖簾

をくぐったらその家(うち)の一員になれる

と言う風習なんだそうです。触らせて頂き

ましたが、結構  重かったです。星  





   釣り飾り

これもこの地方のスタイルらしい

飛騨高山なら「さるぼぼ」とか


婦人会の方々の作品です。上手な方の

クオリティーが凄過ぎ~❕



最後に

   奥さんと相方



滞在時間一時間以上は居たでしょうか❔

世間話なんかもしながらユックリさせて頂

きました。娘が出雲で買った念珠が突然な

くなり、御守りなんか見ていたらあるでは

ないですか!?聞くと奥さん手作りでお不動

さん10日間護摩壇で祈祷済みとのことで

相方想わず買ってました。娘も見るなり気

に入り直ぐさま手首に着けてます。


本当に朝イチからいい出逢いができたな

と思えるひとときでした。



御朱印も頂きました。半紙に書いたもので

すが、画像の関係でこれ以上貼れません

ので次回にでも


全国お寺用の御朱印帳を買わなくてわ

4日午前中の出来事でした。

旅はまだ続きます。


  最後までお付き合い下さりまして
                                 有り難うございました


                                                     では また