ロビーに展示されていたウェアとメダル。



今日は、男子平行棒を見たかったので、平行棒の近くに陣取りました。
女子平均台、男子跳馬の競技の間も、加藤選手と田中選手は熱心に練習していました。
同じ動きを何度も繰り返す姿が印象的でした。
いつもいつもそうやって、納得がいくまで繰り返しているのでしょう、きっと。
美しい体操はこうして生まれるのだろうと思いました。

結果は、メモをとれたものは
Dスコア+Eスコア=得点
と表記します。メモできなかった場合は得点のみ。
また、跳馬は2回飛んでの平均なので
1回目の得点/2回目の得点/決定点
と表記します。メモできなかった場合は決定点のみ。

まちがいありかもしれませんm(__)m

ーーーーーーーーーーー

【男子 跳馬】
1位 ヤン ハクソン選手(韓国) 15.400/15.300/決定点15.35
2位 白井健三選手(日本) 決定点14.237
3位 ラディビロフ・イーゴリ選手(ウクライナ) 決定点14.625
ヤン選手は、高く飛んで空中姿勢もきれいでした。
白井選手もそうではあったのですが、着地で乱れたぶん減点があったようです。それだけ難易度の高い技ということなのでしょう。
 → 日本体操協会公式ブログ 男子跳馬


【女子 平均台】
1位 寺本明日香選手(日本) 5.8+8.7=14.700点
2位 コピアク・マディソン選手(カナダ) 13.25点
3位 キム チェヨン選手(韓国) 13.05点
昨日は段違い平行棒にオープン参加の寺本選手、今日は正式参加で見事1位。
オープン参加の笹田夏実選手も 14.100の高得点でした。
 → 日本体操協会公式ブログ 平均台


【男子 平行棒】
1位 田中佑典選手(日本) 6.6+8.875=15.475点
2位 加藤凌平選手(日本) 6.6+8.625=15.225点
3位 ヘルデル フィリップ選手(ドイツ)6.4+8.35=14.75点
田中選手、加藤選手ともに、何度も練習していた技がきれいに決まっていたと思います。
田中選手の、1本のバーの上での倒立(竹刀を構えるようにバーを縦に持って)は、もしかしたら静止時間が短かったかもしれませんが、すごいと思いました。
 → 日本体操協会公式ブログ 平行棒


【女子 床】
1位 村上茉愛選手(日本) 5.4+8.15=13.550点
2位 笹田夏実選手(日本) 5.4+8.1=13.500点
3位 イ・ヘビン選手(韓国) 5.1+7.8=12.900点
女子の床はBGMがあるので、女子体操の華…と、私は勝手に思っています。
大技の合間の姿勢も、音楽に合わせてピタリと決めて、とてもきれいだと思いました。
体操って芸術だと思います。
 → 日本体操協会公式ブログ 女子ゆか


【男子 鉄棒】
1位 内村航平選手(日本) 7.2+8.725=15.925点
2位 田中佑典選手(日本) 7.2+8.625=15.825点
3位 ペイン・ジャクソン選手(カナダ) 6.9-7.25-14.150点
3人とも離れ技を4回やっていて、Dスコアがとても高いです。
しかも減点が少ないというのは、驚異的だと思います。
 → 日本体操協会公式ブログ 鉄棒

ーーーーーーーーーーー

霊長類最強の吉田選手が、プライベートで観戦に来ていて、紹介されていました。(プライベートなのに)
ナマ吉田選手、始めて見ました。
遠目に短時間見ただけでしたが、飾らない気取らない様子がとても素敵で、この人いい人だなあと思いました。
紹介してくださった(プライベートなのに)池谷氏に感謝します。

それから、隣の席の、セーラー服のお嬢さんたち。
高校生かな。
選手の入場や退場のときに、選手が手をふってくれるたび「ギャーーーーー!」と大盛り上がり。
海外からの選手たちも、ずいぶん和んだようです。
はるばる日本までやって来て、アウェイな雰囲気の中で競技を行うのは、精神的にも大変なことでしょうから、彼女たちのような存在は、救いだと思います。
彼女らに拍手。

あとは、個性的な髪型のワトソン選手が印象に残りました。
ノンスタイルの井上さんみたいな…
その髪型を昨日池谷氏が指摘なさったせいかどうか、今日のワトソン選手は髪を縛っていました。
ワトソン選手には、初志貫徹という言葉を贈って、今年の体操の締めくくりといたします。

来年もまた、応援に行くぞ!!

illustrated by AkihisaSawada