ここから先は、もう帰るだけなので、写真はありません。



8/21

ホテルをチェックアウトし、地下鉄でヒースロー空港へ。

スーツケースを預けた後、保安検査で引っかかる娘ネコと私。

ネコは、ゲートでブー!

MRIなみのゴツい装置で再検査、しかも両手を上げた姿勢で。

金属は何も身につけていないのに、何が反応したのか?

体が金属?

私は、バッグの中のプロテイン(100mlを越えていた)がいかんということで

没収もしくはその場で飲み干せと。

もちろん、一気飲みグッド!

無事だったのは夫ブタネコのみ。

しかし、その夫も、香港で乗り継ぐときに引っかかるのだ。



8/22

香港時間で朝7:00に到着。

日本行きに乗り換える前に再び保安検査。

ここでブタネコが引っかかる。

ヒースロー空港で買ったスコッチが反応。100ml以上だから。

ヒースローの保安検査を通った後の免税店で購入したもの。

直行便では起こらなかった事件。


日本に持ち帰るには特別な手続が必要らしく、係員の案内に従うブタネコ

私たちもついて行こうとすると

"Only one person. "と制止され、"Upstair"と指示される。

上の階に行っていろということのようだ。


じゃあお先にと、上で待っていると、夫よりメール手紙

いったん香港に入国して出国時に申請すれば持ち帰れるとのこと。

もしかしたら、入国してそのまま逮捕されてしまうのでは?

一瞬、そんな不安がよぎる。一瞬だけ。


搭乗ゲート前で時間をつぶしていると、ほどなくしてブタネコ登場。

空港の係員も、税関の人も、みんな慣れているようで

スムーズに手続が進んだと。

問題のスコッチは、厳重に包装されて飛行機に乗せられたと。

よくあることらしい。

そういえば、ヒースローの免税店のレジで

「袋はいるか?」というようなことを尋ねられたっけ。

所定の袋で密封すればよかったのかも。

レジ係りもそれを知っていて、すすめてくれていたのかも。

いずれにしても、乗り継ぎがあるときは要注意。

おかげで経験値が上がりました。

乗り継ぎ時間が3時間以上あったので、時間にも追われず

気持ちにゆとりがって、よかった。


日本に到着したのは、15:00頃。

くだんのスコッチは

ダンボール箱に入れられ、ガムテープでぐるぐる巻きにされ

スーツケースとともにご登場。

そういえはよく見かける、こんなダンボール。

これだったのか。



と、小さな事件とともに、有形無形の収穫を残して、ロンドン紀行は無事終了。




飛行機の中は、香港映画が充実していたので、香港映画をいくつか見ました。

「北京語」と「広東語」しか選べなかったのがツラかったけど、おもしろかった。

行きと帰りで、合計3回も「燃えよドラゴン」を見てしまいました。

「桃姐」も、細かいストーリーは理解できなかったけれど、心に沁みる映画でした。

それも今回の収穫。


そして、もうひとつの収穫は、夏風邪。

この後3日ほど声が出なくなるのですが

これもひとつの戦利品。


戦利品といえば

香港での待ち時間にブタネコがおもしろいものを見つけました。

長くなるので、それはまた次の機会に。

illustrated by AkihisaSawada