すごい!初めて見ました。立ったまま眠る人。

その人は、電車のドアと壁の境目に顔をうずめ

それはそれは上手に、コックリコックリしていました。

膝カックンにならないのが不思議です。

私なぞは、座っていても上体がグラングランして

すごい体勢で眠りこけてしまうのに。

座りながら綺麗なフォームで眠っている人なら、たまに見かけますが

このタイプの人は初めて見ました。

ドアの開閉時には、鼻を挟むことなく、ちゃんとドアから離れるのも不思議。

いったいどんな制御機構なのでしょうか?

よっぽど、席をおゆずりしようかと思いましたが

空席ができても、その人には、急いで座ろうという様子が特に見られません。

立ち寝が趣味なのでしょうか?

とにかくあっぱれな人でした。


JRの某S南S宿ラインにて。

illustrated by AkihisaSawada