九州地方の大雨による土砂崩れや堤防決壊の跡をテレビで見ると
被害の大きさに唖然とします。
被災なさった皆さまに、心からお見舞い申し上げます。
自然がちょいと本気をだせば、その威力は想定外で
どんな自然災害対策も“絶対”大丈夫なんてありえないと、改めて思います。
“安全”という判断のもと、大飯原発が稼働していますが
想定を超える災害が、いつ襲ってくるかわかりませんから、恐怖を感じます。
ただ、きっぱりと反対できない自分がいるのも事実です。
電気が足りなくなったら困る、という単純で利己的な理由からです。
私の住んでいる地域は、大飯原発から直接電力の供給を受けてはいませんが
もしも「原発を使わないと、電気が停まりますけど、それでもいいですか?」
と言われたら、ちょ・ちょ・ちょっと待って!になってしまうと思います。
反対する方々の言い分は正しいし、私も反対したいのですが
毎日のように、電子レンジや洗濯機をグォングォン使う生活をしている私に
反対を唱える資格はあるのかしらと、考えこんでしまいます。
反対を唱えるからには、それ相応の覚悟が必要だと思うからです。
母が若かった頃は、大きな水瓶に溜めたお水でお勝手仕事をしていて
冬になると、水瓶に氷がはるので
氷を割って、その下の冷たいお水で炊事をしたそうです。
電力や火力のエネルギーにはほとんど頼らず
手間ひまをいとわず、不便や不都合には、ひたすら耐える。
耐える生活を想像するだけで、頭がジンジンします。
もしも私に、過酷な水仕事や不便な生活に耐えるだけの根性があれば
停電上等!
電子レンジも給湯器もエアコンも洗濯機もいらないから
さっさと廃炉にしやがれ。
と豪語できるのに、残念ながら現実は…
節電は心がけますが、停電は困ります。
電気無しで生きていけなくはないけれど、無い状態で暮らしたくはない
今の快適な生活を手放したくない、というのが本音です。
覚悟を決められずにいる私は
安定した電力を豊富にかつ安全に供給できるような
そんな都合の良いシステムはないものか?
などと、虫のいいことも考えていますが
そんなに甘くはありませんね、きっと。
個人レベルでは、なるべく電気に頼らない生活を心がけながら
つつましやかな生活スタイルに少しずつ変えながら
世の中全体が、徐々にかつできるかぎり速やかに
原発に依存しない方法へと移行していければと思います。
エネルギー開発の研究をしている方々にはぜひとも頑張っていただきたいし
原発産業に頼って生計を立てている方々にも
おまんまの食い上げにならないよう、糧を得る道を切り開いていただきたいし
政治を司る皆さまにいたっては、ことさらにがんばっていただきたいです。
想定外のことは、起こる“かもしれない”ものではなく、起こるものです。
起こる前に、一刻も早く原発と決別できますように。
二度とあんな大きな事故が起きませんように。
ひとつだけ偉そうなことを言わせいただくと
先日乗った電車の中は、冷房がききすぎていて、もったいないと感じました。
被害の大きさに唖然とします。
被災なさった皆さまに、心からお見舞い申し上げます。
自然がちょいと本気をだせば、その威力は想定外で
どんな自然災害対策も“絶対”大丈夫なんてありえないと、改めて思います。
“安全”という判断のもと、大飯原発が稼働していますが
想定を超える災害が、いつ襲ってくるかわかりませんから、恐怖を感じます。
ただ、きっぱりと反対できない自分がいるのも事実です。
電気が足りなくなったら困る、という単純で利己的な理由からです。
私の住んでいる地域は、大飯原発から直接電力の供給を受けてはいませんが
もしも「原発を使わないと、電気が停まりますけど、それでもいいですか?」
と言われたら、ちょ・ちょ・ちょっと待って!になってしまうと思います。
反対する方々の言い分は正しいし、私も反対したいのですが
毎日のように、電子レンジや洗濯機をグォングォン使う生活をしている私に
反対を唱える資格はあるのかしらと、考えこんでしまいます。
反対を唱えるからには、それ相応の覚悟が必要だと思うからです。
母が若かった頃は、大きな水瓶に溜めたお水でお勝手仕事をしていて
冬になると、水瓶に氷がはるので
氷を割って、その下の冷たいお水で炊事をしたそうです。
電力や火力のエネルギーにはほとんど頼らず
手間ひまをいとわず、不便や不都合には、ひたすら耐える。
耐える生活を想像するだけで、頭がジンジンします。
もしも私に、過酷な水仕事や不便な生活に耐えるだけの根性があれば
停電上等!
電子レンジも給湯器もエアコンも洗濯機もいらないから
さっさと廃炉にしやがれ。
と豪語できるのに、残念ながら現実は…
節電は心がけますが、停電は困ります。
電気無しで生きていけなくはないけれど、無い状態で暮らしたくはない
今の快適な生活を手放したくない、というのが本音です。
覚悟を決められずにいる私は
安定した電力を豊富にかつ安全に供給できるような
そんな都合の良いシステムはないものか?
などと、虫のいいことも考えていますが
そんなに甘くはありませんね、きっと。
個人レベルでは、なるべく電気に頼らない生活を心がけながら
つつましやかな生活スタイルに少しずつ変えながら
世の中全体が、徐々にかつできるかぎり速やかに
原発に依存しない方法へと移行していければと思います。
エネルギー開発の研究をしている方々にはぜひとも頑張っていただきたいし
原発産業に頼って生計を立てている方々にも
おまんまの食い上げにならないよう、糧を得る道を切り開いていただきたいし
政治を司る皆さまにいたっては、ことさらにがんばっていただきたいです。
想定外のことは、起こる“かもしれない”ものではなく、起こるものです。
起こる前に、一刻も早く原発と決別できますように。
二度とあんな大きな事故が起きませんように。
ひとつだけ偉そうなことを言わせいただくと
先日乗った電車の中は、冷房がききすぎていて、もったいないと感じました。
