は~、お腹が空いた空いた!

そう言いながら晩御飯の支度をしていた私

はたと気がつきました。

私ってば、いつもいつも「お腹が空いた」って言ってるよね。

娘にそうぼやいたら

ネコ「腹が減っては、お母さんはできぬ。」


多謝好意的解釈ラブラブ

そろそろ、親や周囲の大人たちへの批判精神も芽生えてきて

見る目も厳しくなってくる年齢のはずですが

まだまだ「お母さんはたいへん」と思ってくれているようです。

何がたいへんかというと

ネコ「ずーーっと台所に立っているし」

それはね、食いしん坊のくせに手際が悪いからだよあせる

ネコ「出かける直前までバタバタ走り回ってるし」

それはね、段取りが悪いからだよあせるあせる


子どもたちの目には、大人ってすごい存在に映っているのでしょうね。

幻想はいつかガラガラと崩れていくものですが

その時期が少しでも遅く、幻滅の度合いが少しでも軽くあるよう

もうちょっとちゃんとしなければ、ひとりの大人として。


がしかし、よく考えると・・・

1 大食い

2 いつもバタバタ走り回っている

3 汗臭い

なーんだ、ちゃんとわかってるじゃん。

じゅうぶん現実を見据えていて、それでも幻滅しないでいられる

これもひとつの特技かもしれません

illustrated by AkihisaSawada