今回も妄想ワールドの続きです。


魔女のプリンセスのイラストに添えたストーリーを書くうちに

魔法使いの弟子に出てくるパパが単なるお調子者のドジに見えてきました。

自分の魔法で奥さんのハートを射止めたつもりでいるけど

実はあの魔法使いがフォローしてくれていたのに。

誰よりも自分を愛して、理解して支えてくれていたのに。

そんな魔法使いの気持ちにはさっっっぱり気付かず

ちゃっかり仲人まで頼んだ、無神経で鈍感な奴。

そんな人に見えてきました。


なんてね。

これはすべて私の妄想ですので、あしからずご了承ください。

さだだんの歌に出てくるパパは、あくまでも

ユーモアたっぷりで優しくて、子ども好きの愉快なパパのはずです。


ただ、妄想の中とはいえ、プリンセスに辛い思いをさせたので

ここでは、ハッピーエンドを捧げたいと思います。

魔法の力でもなんでもなく

彼女の魅力ゆえにマスターは彼女に惹かれたという設定で。

自分の気持ちに嘘をつかずに誠実に歩んでいればきっと

それにふさわしい結末があるというエールをこめて。

彼女には、あんなお調子者(ごめんなさい!)ではなく

こんな無口で不器用な男性がお似合いです。



歌詞はこちら

あのかぼちゃ君ハロウィンが餌食になっていませんようにあせる


illustrated by AkihisaSawada