福むら 【閉店】 | エディトルーム・カノンのスタッフ日記

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恵比寿にある編集プロダクション、エディトルーム・カノンのスタッフ日記です。些細な近況報告や、お昼のブームスポットを紹介しています。

梅雨明け間近! 恵比寿探検隊です。

夏バテには早すぎますが、蒸し暑さのせいで食欲が湧かない人もいることでしょう。


そんなときは、さっぱりと食べられる麺類にかぎります。
ということで、今回のエビタンは、恵比寿駅前にある蕎麦屋「福むら」。
私も週に1、2回は訪れる店です。


人通りの多い駅前に立地するものの、
入口がちょっと奥まっていて目立たないためか、
店の存在にすら気づかない人も多いようです。




年季の入った店構え。趣きがあります



品書きはいかにも、昔ながらの蕎麦屋そのもの。
そば・うどんの共通メニューがたくさんあって、さらには丼もの、カレーライス、ラーメン。
20~30代の頃、手打ちの蕎麦しか価値がないと思っていた私は、
こちらの店も長いあいだ敬遠していました。
嗜好は変わるものです(笑)。


蕎麦はいわゆる手打ちではありませんが、
歯切れやのど越しがよく、蕎麦つゆもやさしい味わい。
実直に丁寧に調理しているのが伝わってきます。




温もり550円。写真ではわかりませんが、

蕎麦もつゆも温かいのが自分好み



店は昼時から通し営業で、夜8時まで。
夕暮れどきに行くと、明るいうちから一杯やっている人生の先輩方をよく見かけます。

これが「蕎麦前」という酒の嗜みかたなのか、正直よくわかりません(笑)。
ただ、ひと昔前の蕎麦屋に漂っていたであろう風情は、
実はこんな庶民的な店にこそ、今も息づいているような気がします。



編集部:eno

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■その他のメニュー
もり550円、たぬき600円、花巻600円、柏南蛮650円、カレー南蛮750円ほか

■福むら
所:恵比寿駅西口から徒歩1分