うつつ遠き夢見し真昼の時に落ちるは 我が身か時空の塵か。さして期待は してないが、 在るのは 現の憂鬱なり。変わりは ないとて心は 残骸。真昼の夢ならいざ知らず、遠き思いは 夢にも映す。されど逢えぬ人ばかり。安否を気遣い 日々過ごす。今日とて 私は 眠れずに 頭上の中の残響に埋もれる。