わたしと元夫が出会うきっかけになった友人?から
コロナ以前ぶりに着信があって、気付いてはいたけれど
電話に出ることはできませんでした。
そのあとLINEで着た要件については
すでにあの町を出ているわたしには応じられないもので
応じられない理由に離婚を伝えるのか迷った挙句
伝える方を選びました。
電話で離婚の話をすることを想像したら
動悸がしたので、LINEで。
高校生の頃の元夫を知っているひと。
わたしたちが出会った瞬間にいたひと。
結婚や出産を祝ってくれたひと。
なんででしょうね、もう過去になった離婚なのに
彼女の目に映っていた若かった自分たちを想ったら
少しツライ気持ちになり、苦しくなってしまったけれど
さらっと伝えたそれに過剰に踏み込むことなく
わたしの知っている彼女のままで応対してくれたことに
感謝したいような気持ちにもなりました。
20年近く暮らしたあの町にも
建てた家にも
関わったひとにも
なんの未練もないのはまったく変わらなくて
なんの後悔もなくて、やり残しもなくて
ふたりの子どもを得ることができたあの町での
20年とは別の人生?なんかもとくに想像する気もなくて
想うのは、若かったよねということ
ずいぶん時間が経って、
ずいぶん歳をとったなということ
今をシアワセと感じていることはシアワセなこと
なのに若かった自分はもういないことに
黄昏る、というね、変な日でした。