2024年を迎え、最初のカメラメンテナンスは1月13日(土)になりました。

午後から天気が崩れるとの予報の中、昨年9月10日以来4か月ぶりの地点でしたが、場所は一昨昨年にTBSTV「世界ふしぎ発見!」でロケをした山中です。

 

世界ふしぎ発見のロケ模様

 

都合17台のメンテナンスを二手に分かれ、若手のY氏が10台、残りを私が…と言う感じで作業を始めたのですが、結果的には私が6台でしたので、

Y氏は私の倍近い作業量をこなした形になりました。

 

作業終っての合流後、ロケ現場の周辺でクマ(若しかしたらカモシカ)を見た…とY氏は言い始めました。

当日夕方になるまで埼玉県地方に雪の訪れは無かったので、標高1.200~300mの山中にクマが出ても何ら不思議では無い訳です。

しかし、クマの存在を異常に怖がっているY氏に私は、その場しのぎに「カモシカかも・・」と、云ったのですが、実際2016年1月11日に、カメラはクマの姿を捉えています。

 

2016/1/11/ 標高1.500m地点

 

そして、大量の獣の糞が残されていたので、写真に撮った…と。

若しかしたら、求めている獣の糞かも…と思い調べて見ると、「イノシシ」の可能性が高いのではないかと。

幸な事に設置カメラの真下の遺物ですので、SDカードの分析を行えば犯人が判る訳で、次回のカメラメンテナンスが楽しみです。

 

カメラの下に大量の糞

 

拡大した糞の中身を見ると・・・

 

SNS上でのイノシシの糞

 

本年最初の「秩父での蕎麦」と云う事で、猪狩神社近くの「そば福」に電話予約をお願いし、店に着いたらタイミング良く店内に通され、

幸先良い腹ごしらえとなりました。

この店は、私が奥秩父に入りだした30年前から通っているのですが、最近は「埼玉で一番美味しい蕎麦屋」の評判が張り付いて、中々すんなりと店内に入れ無いのです。

 

旧荒川村の猪狩神社

 

そば福のお店

 

いつもクルミ天ざるの大盛

 

昼食も早めに終わったので、秩父市内の「武甲庵」へ一目散に向かいます。

私の敬愛する「清水大典」先生関連の展示会が有るのです。

この「武甲庵」は、秩父地方で終生活動し、この地の風土を撮り続けた写真家清水武甲氏のアトリエだった処で、大典先生は武甲氏の弟にあたります。

 

秩父市役所前に在る武甲庵

 

武甲氏は三峯山も撮ってます

 

大典先生は「冬虫夏草」研究の権威ですが、ニホンオオカミの研究でも数々の業績を残されています。

ただ、この度の展示は全てが「冬虫夏草」関連で、ニホンオオカミ目的の私には残念な展示でした。

いつか機会が有ったら、ニホンオオカミ関連の展示を「武甲庵」で行って戴きたいと願う私でした。

 

CAFE&GALLERY武甲庵

 

大典先生と牧野富太郎

 

在りし日の清水大典先生