ブログ上での発信を始めて20年。

前項7/11発「届いたオオカミ情報」で621+α回を数えます。

(記録として残された物は2010/6/25からになっていますが、それ以前の記事は誤消却されています。)

そんな中、ブログ掲載こそしていませんが、(読み返しても吃驚する位)色々な方たちとのやり取りが残されています。

今回は気に留めた人たちからの文面と、そのやり取りを紹介したいと思います。

 

1)2016/8/12 I氏からのメッセージです。

明治以降に生息確認が為されて居ない、ニホンオオカミを探しておられるのですね。

人間側での開発が進み、オオカミの棲息環境を著しく破壊して来たことが、絶滅の原因なのでしょうね。

大変なお仕事です。

 

ニホンオオカミのタイプ標本

 

その昔、狼は信仰の対象でした。

奥秩父にはヤマイヌ信仰が今も活きている様ですし、もしも、生息が確認出来たら素晴らしい事ですね。

その時は、むしろ騒がずに、静かに見守ると云う事が肝要の様に思えます。

人間の自然破壊も、止めなければなりません。

 

ヤマイヌ信仰の三峯神社

 

A)コメント有難う御座います。

>生息が確認出来たその時は、むしろ騒がずに、静かに見守ると云う事が肝要の様に思えます。

とのお考え。それはそれで、一つの考え方であると思います。

ただそれは、「すべての人間が善人である」前提で成り立つ考え方だと思います。

二ホンカワウソの研究者町田吉彦氏の著書「かわうそセンセの閑話帳」をご覧頂ければお判りになると思いますが、

漁師はハマチの養殖生け簀に来るカワウソを殴り殺し、砂地に埋めているんです。

それと同じ事が国内の山中で、人知れず行われています。

特別天然記念物のニホンカモシカに於いてです。

そうした事例を知っているからこそ、ニホンオオカミの生存を明らかにしたいのです。

 

町田吉彦高知大学名誉教授

 

「かわうそセンセの閑話帳」

 

ニホンカモシカの死体

 

2)2016/8月中の何件かの、M氏からのメッセージを纏めたものです。

私は野生動物に対し勤しみ、日本古来から生息する貴方たちの求める野生動物と、幾度か出会い生存確認をしてきています。

「求める動物は、貴方たちが推測する以上に、ある条件の自然環境下においてのみ、全国的に生息しています。」

 

ある条件の自然環境下とは

 

貴方の言う「ニホンオオカミの生存確認」は全国の皆と横一線の対等な関係であります。

熱い気持ちを持ち、全国の皆と共に活動してください。

日本の全ての人々に「canis hodophilax」が現在でも生息する確固たる情報提示をし、公的機関に対しても理解させ、絶滅動物からワンランク下げた状況にすることが貴方の務めで有ります。

なぜならば、数十年間求める野生動物を探し続け、調査研究して来た成果とし、生存証明を成し得、周知することが、八木博さん!

貴方の今回の人生において与えられた宿命ですから。

(中  略)

 

最後に一言だけお伝えいたします。

「求める野生動物は赤外線自動カメラを必要以上に嫌います。

 

使用している赤外線カメラ-1

 

 

使用している赤外線カメラ-2

 

 

使用している赤外線カメラ-3

 

使用している赤外線カメラ‐4

 

そのために自動カメラを使う際は、落ち葉や木の枝、土などを混ぜた容器の中に、本体を3日間ほど寝かした状態を作り、その後に、素手では無く皮手袋を使用して設置下さい。

そして一日の中で昼間山々を歩くフィールド調査は避けて下さい。

遭遇確率は下がります。

調査活動は夜間のみで、安全管理の中3名で行ってください。

遭遇確率は飛躍的に上がります。

嘘、偽りの無い、多少上から視点のアドバイスですが、効果は期待できます。

今後とも山々での活動は、充分お気を付けください。   

 

A)M氏とのやり取りは、非常に多くの回数を重ねました。 

これだけの事を示されているのですから、私としてはお会いして、もっと交流を深めたいと考えていました。

そして、住所、氏名、電話番号等の開示を求めたのですが、残念ながらそれが最後となったのです。

【これまでも複数の方々に対して、必要以上に個人情報を個人情報を名乗れ!と伝えてきています。

 常識を持ち合わせた人間でも、個人情報の開示を拒む人も多いのです。

 相手の心情を考え、耳を傾けるべきなのです。】・・・のコメントを残して。

6月29日(土)TV朝日系列で放送された「博士ちゃん」ご覧になりましたでしょうか。

放送直後から当ブログへのアクセス数が跳ね上がり、当日は4.000件を数えました。

そして、その後も通常の範囲を超える毎日が続き、TV放送の恐ろしさを思い知った次第です。

ただ、「博士ちゃん」はあくまでバラエティ番組のため、その辺の事を割り引いて考えないと…って感じです。

 

博士ちゃん/幻の二ホンオオカミSP

 

それはそれとして、放送に前後して私の下に「ニホンオオカミ」関連の情報が幾つか届いていますので、お知らせしたいと思います。

その1ですが、

【私は広島市に居住するWと申します。

以下は、昨年の10月に四国ツーリングに行った際のFacebookの記事です。

過日、四国ツーリングで立ち寄った、“海洋堂かっぱ館“にて、カッパとは関係のない剥製と対面しました。

 

高知県の山間に在る「海洋堂かっぱ館」

 

館内の「かっぱ亭」の「カッパカレー」

 

“あらっ、ニホンオオカミじゃん!“

と何の疑いもなく、直感的にそう思いましたが、その標本には何の説明書きもありません。

 

写真撮影可であったため、撮影して帰り際に、そこの従業員さんにスマホの画面を示して訊ねてみました。

その方曰く「ニホンオオカミかな? いえ、実はわからないんですよ・・・」

聞けば、“古民家を買い取った際に、家屋内のものも全て引き取るという条件で引き取った中にこれがあり、どういう経緯でここにあったか誰も知らないんです“

とのことでした。

 

届いた写真-1

 

姿形は私が知るニホンオオカミに似ています。

それではと帰宅してから、今ならではのネット検索にかけてみましたが出てきません。

私の持っているニホンオオカミ関連本を読み返してみましたが、結果は同じでした。

ただかつての高知県には大型のオオカミが居たとの記述は見つけましたが・・・。

まぁ、ニホンオオカミのレプリカというのが本当のところなんでしょうねぇ・・・。

 

昔、かっぱ館近くで獲れたオオカミの頭骨

 

彼の義眼を見ながら

“君はなんでここをおるん?““君はいったい誰なんね⁈“

と問いかけましたが、“黙して語らず“未だ答えは見つかっていません。

どなたかご存知ではないですか?】というものです。

 

これに対し、【2枚の写真だけで正確に判断することは無理筋です。

この写真だけでしたら、一番可能性が高い動物は「キツネ」だと思います。

耳の後ろが黒くない…等でキツネと考えるにも???ですが。】と答えた私ですが、キツネ以外の動物は見当たりませんね。

 

届いた写真-2

 

その2になります。

石川県金沢市にお住いのM氏からの情報です。

M氏は私と同年代の方で、子供の頃(オオカミと思われる)遠吠えを幾度も聴いているとかで、その生存に関心をお持ちです。

そして、コロナ騒ぎの前になりますから5~6年前、そして8∼9年前の2度、(オオカミかも知れない)姿を見たと言うのです。

1回目は春―4~5月頃―16:00~17:00に写真の土手で。

2回目は秋―10月頃―の早朝3:00~4:00に1回目の近くで。

 

遭遇場所

 

その周辺の風景-1

 

その周辺の風景-2

 

口に鴨を咥え、草むらから現れたそうです。

じっとコチラを睨み、去って行きました。

お互いのアイコンタクト時間は数分。…と云う事です。

 

遭遇場所周辺地図

 

ただ、地図上には県庁他が存在し、言わば金沢市のど真ん中。

哺乳動物―それもオオカミーが棲息するとしたら如何なものか…送られて来た写真を見てそんな疑問が湧いてきました。

遭遇場所周辺に詳しい方…同様の動物を見た事が有る方、ご連絡を頂けたらと思う次第です。

 

 

ニホンオオカミと関わって50数年。

そうした中多くのメディアからお呼びが有って、それに伴い、ご覧になった多くの皆さんから情報が寄せられる事になります。

今般ですと科学博物館のM831剥製標本が注目を浴び、私のところにも少なからず連絡が来ています。

 

今回は標本そのものよりも、小森日菜子さんを中心に動いている感じです。

6月某日、拙宅にも日菜子さんがお出でになり、限られた時間でしたが濃密なオオカミ談義を行えました。

お話をしている時、とても中学2年とは思われない内容の理論構築が為されていて、65年前の拙い自分を思い出し、赤面の至りでした。

このまま順調に歳を重ね、今までの通説を打ち破り、ニホンオオカミに関しては日菜子さん無しでは…そんな時が来るのでは…と感じた一日でした。

 

M831標本と小森さん

 

今項のNo3記述をしている最中、フト、10年前掲載した記事を思い出していました。

2014/12/5の「TV東京・アンサー」ですが、こんな記事で始まっています。

【八木様、初めまして、飯能市在住の佐野と申します。

昨日のニュースを拝見しまして、メール致しました。

私は以前、大滝村の滝沢ダムの橋の工事(橋脚工事)中に、野犬を見ました。

平成10年の春だったと思います。

工事の仮設道路脇の斜面に居ました。

昨日テレビで見た写真の野犬に似ていたので、吃驚しました。】

 

佐野さん達が見た動物

 

連絡者の佐野さんの目撃情報を得て、周辺山域の調査をしたのは当然の事ですが、幾度かやり取りを交わす中、

「知り合いが、飼っていたオオカミ犬を顔振峠で逃がした」そんな話をされたのです。

逃がした…なら聞こえは良いが、捨てた…と云う事なのです。

 

顔振峠

 

その話を聞いた私は唖然としました。

「顔振峠」周辺で「オオカミを見た」の情報下、2年間捜索をしていたからです。

(2012/07/02の「日本狼目撃」参照)

 

奥武蔵グリーンライン

 

この周辺で産出された「ニホンオオカミ頭骨標本」も4~5点存在しますし、「オオカミ岩」「オオカミ屋敷」なる史跡も残されていますので、

それはそれは一生懸命捜索を続けた場所でした。

 

ニホンオオカミ頭骨

 

オオカミ岩

 

オオカミ屋敷

 

そして数年後、「武甲山麓で撮れたオオカミの写真!」と云う事で、某新聞某記者から届いた下記の写真。

 

武甲山麓で撮れたオオカミ?の写真

 

顔振峠と武甲山は、イヌ科動物にしたら行動範囲になる距離。

 

山頂が30m削られた武甲山

 

「飼っていたオオカミ犬を顔振峠で逃がした」/「顔振峠周辺でオオカミを見た」/「武甲山麓で撮れたオオカミの写真」

の3件が一括りになる…と感じるのは私だけでは無いと思います。