前回の続きです。
次のステップでは、窓を少しづつ開けていきます。
そして、
窓の外を見ても吠えないことにクリック!、トリーツ。
その場合、トリーツは窓から離れたところで、毎回、窓にお尻を向けた状態で与えます。顔の向きを窓から離すことを強化したいため。
犬が窓際に行かなくなれば、尚良し!
逆に、ステップを上げると一時的にですが、警戒心が強まることがあります。
その時は、窓を少し閉めるなどしてステップをちょっとだけ下げます。
(動画内の吠えは別の部屋にいるタンクです。ジェイドではありません、念の為。)
(確認する点)窓を開けても...
吠えない
身体の筋肉が硬直していない
トリーツのとり方が激しくない
作業の音に反応しない
以上のような状態が理想。
どれかひとつでもみられたら、反応がないところまで窓を閉めます。
犬の視線を強制的に遮ると、逆に警戒心が高まるので
吠えないようならば、犬が窓の外を眺めることは全然オッケーにしています。
この状態になったら、もうクリッカーを鳴らす必要もありません。
少し時間を置いて(数分)、落ち着いていることに、1〜2回トリーツを与えたら
トリーツもなくなり、外で作業していても家の中は普通の日常に戻ります。
ここまでにかかる時間は、その犬の警戒心の高さ、
トレーニング経験などによっても変わってきます。
今回、ジェイドの場合は15分ほどで日常に戻りました。
トリミング作業は2時間ぐらいだったかな。
ご参考までに。