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canela のカリブな生活

カリブの太陽の下で考えること

なぜ赤ちゃんは母親が離れるとすぐに泣きだすのか。

「ベビーベッドに下ろしたとたん、すぐに泣き叫ぶんです」と困る人がいます。
 「すぐに泣く」というのは赤ちゃんにとってとっても重要な能力のひとつで、生存能力を高めるために何百万年もかかって進化してきたヒトの本能のひとつです。例えば10万年前、母親が赤ちゃんから離れたとき、すぐに泣き叫んだ赤ちゃんの母親はすぐに戻って赤ちゃんを抱きあげたことでしょう。ー略ー それは単純に、母親は子供の泣き声をきくとあやさずにはいられなくなるからです。もし、赤ちゃんがすぐに泣かずに ー略ー 2時間後にやっと大声をあげて泣き出したとしたら、その時にはもう母親は泣き声の届かない遠方まで行ってしまっているかもしれません。
この反応の遅さは、生存競争に勝つためには必要のない能力であり、かえって自らの命を失う危険をもたらします。置き去りにされた子供の泣き声というのはハイエナの耳には音楽のように聞こえるからです。


つまり母親が離れようとするとすぐに泣く赤ちゃんというのは、生命力の強い赤ちゃんということなんですね。なんかこう考えると、自分の赤ちゃんも「生命力があるんやあ」って誇らしく思いません?
今、読書中の本です。なかなか集中して読書する時間がないので時間がかかってしまってますが、Besame Mucho というタイトル(日本語で「いっぱいキスして!」という意味です)で、スペインの有名な小児科医 カルロス ゴンサレス先生が書かれた本です。母乳育児推進派の先生で、いわゆる米国のシアーズ博士のスペイン版という感じです。この本はスペイン語圏で販売部数16万部を突破していますが、日本語にはまだ翻訳されていないんじゃないでしょうか。

妊娠していたころからあまり育児書は読まないようにしていたのですが、実際、赤ちゃんのお世話をしているとやっぱり自分の育児の仕方にいまいち自信がなく、また周りにもあまり相談にのってもらえる日本人の友人もいないので、スペインからバケーションで来る友人に頼んで購入してもらいました。

結論からいうと、評判どうりの素敵な本です。育児のhow to本ではなく、「赤ちゃん(子供)とは本来どういうものか」ということについて書かれていて、赤ちゃんを理解するためのヒントがたくさん書かれています。

日本では常識(?)の「添い寝」が欧米では赤ちゃんのためによくないとかなんとかで敬遠されているのをご存知ですか?おまけに赤ちゃんは別の部屋で一人で寝かすのが一般的なんです。なんかちょっとかわいそうな気がしません?実は私もスペイン人の義母に「赤ちゃんは別部屋で一人で寝るトレーニングをしないといけないわよ!」と言われてますが汗。欧米の育児はお父さんお母さん中心の育児になってしまっているんですね。そうではなく、昔のように(最近のいろんなトレーニングなどを気にせずに)愛情をいっぱい込めて子供を育てましょうというのが彼のメッセージです。

次回は本の内容をかいつまんでご紹介したいと思います。お楽しみに。
旦那様が夕方ベランダでカズと遊んでいる時でした。そう、突然。ピョンとお尻をあげてツンと腕をのばしてハイハイをし始めました!「なんや、できてるやん!」

これまではまるで誕生したばかりの亀の子のようなスリバイで家中の床を拭き掃除しながら動き回っていたカズ(その後も家のなかではスリバイですが汗)。私が「スゴいよーカズ!」とほめてあげると、うれしそうにニコニコしながら、愛猫のカリータを必死で後いかけていました。カリータは「こりゃとんでもない」とこれまた必死に逃げ回っていました(カリータはカズにしっぽをひっぱられても毛をむしられても絶対カズをひっかいたり噛んだりしません。動物の母性本能ってすごいですね)。
$canela のカリブな生活
子供をもってはじめてわかることってたくさんありますが、「楽しみは子供の成長を見ること」と昔、おじいちゃんが言ってたのを思い出しました。ほんとうにそうです。
私をずうーと見守って育ててくれた家族や親戚のみんなに、感謝しない日はありません。