ショーケンの違和感 | 勝手なこと言うなよ、俺

ショーケンの違和感

ショーケンこと萩原健一と言えば、

 

マカロニ刑事や

傷だらけの天使

前略おふくろ様


等々、あっしらの世代では、ヒーローであり、カリスマだったわけです。

 

もう亡くなってから5年になるんですね。

 

そんな中、昨日BSテレ東で再放送された、このドラマ


西村京太郎のトラベルミステリーといえば、2時間ドラマの定番で、渡瀬恒彦やら高橋英樹やら内藤剛志やら高嶋政伸やらが十津川警部役を演じていますが。

このドラマでは主演が亀井刑事役の小林稔侍。これだけでも、他の西村トラベルミステリーと違っているのですが

そこで、ショーケンは十津川警部役なんだけど・・・

 

 

これがさぁ・・・

 

 

言いにくいんだけど・・・

 

 

びっくりするほど、ひどいんだよね。

 

表情の変化に乏しく、セリフも棒読み状態。もしかして、かつてのカリスマって思い入れがあっての、ギャップ感からかとも思ったんだけど。

 

百歩譲って、棒読みは、彼の十津川警部像で、あえてそうしたとしましょう。もっと問題は、声が頻繁に裏返っているんだよね。

 

普通の役者だったら、やり直させられているんじゃね?くらいの状態。これは2003年放送なので収録はそのチョイ前、ショーケンが50代にさしかかるくらいの時期だったと思うんだけど、この時期なにかあった??くらいの出来なんですよ。

 

ショーケンを擁護すれば、ミスキャスト。こういう面白味を発揮できない役に起用したのが間違いじゃないかと。でも、受けた以上はなぁ、もっと擁護すれば、主演は稔侍ってことで、目立たないようにしたのかも。逆に目立っちゃったんだけどね。

 

あっしは松田優作ほどは、好きでなかったので、彼の出演作品は見てない物のほうが多いと思うんだけど、これは特殊ってことにしよう。

 

こういう作品もあったってことだけで、ショーケンの評価は全然落ちてませんわ!