時事問題 Ⅱ | 勝手なこと言うなよ、俺

時事問題 Ⅱ

・・・と言っても、世界的な注目を集めるショウヘイnot馬場の問題と比べると、ごくミクロな話題ですが・・・

 

大相撲、宮城野部屋は、親方、力士他、全所属員は伊勢ケ浜部屋に一旦?吸収されることになりました。

 

これに対し、SNS上でも「処分が厳しすぎる」「白鵬排除したいがための施策」との意見がとびかっております。

 

白鵬を好きか嫌いかはさておき、今回の件で、一番つっこまれたのは、伊勢ケ浜部屋でもつい最近暴力事件があったやん、そこで指導って言っても・・・でしょうね。

 

これは場所前に、宮城野部屋は、一旦閉鎖するって言っちゃったところ、一門で引き受けられる部屋が、大所帯の伊勢ケ浜部屋しか物理的に無理ってことになったんでしょうね。よく考えてから発言すべきでしたよね。

実際宮城野部屋の力士は嫌だろうし、いま部屋の団結が一番いい形になってる伊勢ケ浜ーズも異分子がはいってきて、困惑って感じでは。

この吸収で、白鵬のメリットは、もしまた宮城野部屋の力士が不祥事起こしても「師匠」じゃないので責任は取らされないってことですかね。なので「白鵬排斥」側としては、間違えたんじゃね?って気もしますが(^^)

そもそも、白鵬が、そんなに疎んじられてるのはなんで?って話ですが、これは貴闘力チャンネルで言ってた「白鵬の野望」というのが、説得力あるかなと。まぁ貴闘力がすべて正しいって帰結で話しているわけではないのですが。

 

要はモンゴルで有望な子供を家族ごと日本に連れてきて、息のかかった企業に働かせる。10年たつと日本人として扱われる、北青鵬パターンなのかな?それでモンゴル帝国を作る、といったような話、詳しくはチャンネル見てよ!

 

ただ、これは違法でもなく、スカウト活動が熱心ですねって話なんだけど、どの部屋でもできるわけではない。そこは資金力がものいうので、「銀座に部屋を作りたい」などと、のたまわる経済力あってのこと。そうなると、そりゃ、やっかみも増えますわ。

 

結局「出る杭は打たれる」で、出すぎってことになるかもですね。

こういうスカウトの強い部屋は昔もありました。元琴櫻の佐渡ケ嶽親方は、長谷川、昭島のベテランを除いて、すべての力士に「琴」をつけるって徹底した管理をした親方ですが、有望力士で他の部屋に内定していた力士もかっさらって、元大麒麟の押尾川親方が激怒したなんて話も流れてきましたが、一番有名なのが

藤沢の件、ここにも書かれているように、学生横綱で長岡(のちの朝潮大ちゃん)に匹敵する大物として入門。

 

ただ藤沢の出身大学、同志社大学は、当時伊勢ノ海部屋と交流が深く、当然伊勢ノ海部屋にいくものと思われていたところを翻されて佐渡ケ嶽部屋入りしたので、本人は板ばさみになって苦しみ、同大相撲部OBからも除籍させられたって書いてありましたね。

結局彼はケガもあり、関取に上がれず廃業。同時期に入門した元高校横綱の琴花田も幕下どまりで指導力に疑問もたれたのですが、その後は大関をつぎつぎ輩出するわ、優勝力士も出すわで、質量ともに大部屋になったわけですね。

あと、最近出た記事では、「じゃぁ春日野も降格させろ!暴力事件出てるじゃないか!」て話。

 

これは春場所、幕下上位の栃武蔵と栃神山が休場して変だな、とは思ったのですが、協会に報告があったのが

「2月、用事を与えられた栃神山が寝たていたので、栃武蔵が足で起こし、なお用事をしないので、胸ぐらつかんだら、栃神山が「暴力だ!」と大騒ぎしてそのまま部屋を飛び出した」ってことのよう。

 

まぁ栃神山側の弁明が伝えられてなく、足で起こしたのは、悪いのかもですが、これって暴力って報告するほどのことかい?こんなんばっかり報告されたらきりないだろ?って正直思ってしまいました。これと北青鵬をいっしょにされてもなって思いますが。

2月ってことは、栃武蔵は1月場所の成績で幕下落ちが決定していた時期で、次の番付発表までは、関取扱いで、栃神山が付け人となっていたわけで、もうちょっとたてば、その関係も変わるってことも、根っこにあったのかもね。そうなると以前から確執があったのかもしれませんね。

この事件で思うのは、残念だ!ってこと。相撲の質から、引き相撲が多い栃武蔵や、新十両入りをきめた元塚原の栃大海より、栃神山が春日野部屋の次の柱になっていくと思っていたんですよ。春日野親方もあっさり引退届受理しないで、慰留に力入れてほしかったなって思うところはあるんですけど、まぁ内部のことはわかりませんからね。ほんと残念、ガッカリです。


話を戻して、白鵬・・・宮城野親方が相撲が大好きってことは間違いないので、貴乃花に続いて、排斥するようなことは、しないでほしいんですけどね。

しかし北青鵬。今後の相撲史を変えるんじゃないかってほど期待された力士が、違った意味で相撲史を変えてしまったかもしれませんね。今、なに思うのでしょう・・・