容疑者のメソッド The Stage-R- B班大楽観劇 | 勝手なこと言うなよ、俺

容疑者のメソッド The Stage-R- B班大楽観劇

土曜日に続いて日曜日も舞台観劇。

 

新宿シアターブラッツで行われた「容疑者のメソッド The Stage-R-」




B班大楽に行ったので、ネタバレあまり気にせず書きましょう!

 

冒頭、渡邊隆義さん演じる永島桔平が登場。

 

「そうなんです、私、殺されたんです」

 

で始まるオシャレな展開。

容疑者は2人、そして1人新たな容疑者も。

 

殺された永島社長は評判が悪く、特に最近上場を目指し、金儲けに走る。実はそこには理由が・・・

 

というミステリーをベースにしたコメディ。

B班にはゲストにきくりんさん演じる中井貴一が登場、ミキプルーン!

コメディパートでは、船津祐太さん演じるバカチャラ刑事がひきつけてくれました。

地味?なとこでは誰も覚えてなさそうなTRICKネタとか笑えました。

 

お目当ての、杉田友里さんは第3の容疑者加茂川愛花役で登場。

いきあたりばったりで、その場しのぎの嘘を重ね・・いや嘘と思ってないような、サイコな女性を怪演!

与えられる役柄が、ちとクセ強い役が増えてきて、今回はそのひとつの完成形?

喚いていたと思ったら満面の笑顔になったり「いい年ってなんですか?」と執拗にツッコんだり、美人なんだけど、からみたくないめんどうな女性を見事に演じてました!あっしも褒めますぜ!笑

ネタにもされている「怖くないです」

全体的にコメディ舞台って土台があるので、ちと緩和されているけど、それなかったら、かなり怖いと思った方も多いと思うぞ!でも、それは役者の勝利なので、誇ってください!

 

他の役者さんも設定にあわせたいい芝居、いいコメディムーブされていました。

 

ただ、あっし個人的意見なんだけど、「本格ミステリー」のわりには、ダイイングメッセージの解決、弱くね?(^^)

 

確かに伏線ははってたけどね。そこがもうひとつ、おお!ってなったらもっと面白かったかなって気はするけど、そこメインじゃないからいいのかもですが。

あと唐突なサイドストーリーが始まって、最後のシーンで、「そういうことだったのか」ってなるんだけど、そこは、もう少し泣かせるような演出もできたのかとも。まぁでも全体がコメディだから、そこまでウエットにさせることはないってことかもしれませんね。あっしの感受性の問題説も有力ですが (^^)

 

この舞台は前回、コロナで1回公演のみに終わった物の、リベンジ。その意味の「R」ってことのようで(他のお客さんのうけうりですが 笑)今回千穐楽まで無事に行われたことは制作側も、前回に引き続き出演された方、前回見る予定だったお客さんには、感慨深かったんでしょうね。カテコの挨拶で渡邊さんが「上演前の掛け声、スタートというのを、役者とお客さんで一体になって言えて、この舞台が成立できました!」的な話をされていたのが、よかったですね。

いつもは購入したパンフやブロマイドを使って、書き綴るとこなのですが、今回買ってなくてすみません!!いや通販でDVDといっしょに購入したのです。だってアマギフ使えるんだもん!なので、そのへんが届いたら、また書きたいこと出てくるかもです。DVDといっしょに届くのかな??

そして最後に、杉田さんのつけてたパンダ可愛かったなぁ・・・大事なことだから2度言うね。パンダが可愛くていい味出してました!嬉しい!ん??