松ちゃん考 その2 | 勝手なこと言うなよ、俺

松ちゃん考 その2

「松ちゃん」
苗字の1字にちゃん付けした愛称で、一般社会でも広く流通していて、あっしも呼ばれてたし、そう呼ぶ友人も多数いました。

 

ただ、これが「有名人」になると、そんなに浮かばない。あっしの子供の頃は2人のスーパースターしか思い浮かべない。

王ちゃん、ワンちゃんと。

加トちゃんだ!

 

おそらくは、苗字にちゃんっていうのは「他人感」が強く、疑似身内的に親しみを感じるには、名前のほうにちゃん付けしたほうが距離が縮まる感があるからじゃないでしょうか??

 

南沙織を「アイドル元年」とするならば、沙織ちゃん、真理ちゃん、ルミ子ちゃん、昌子ちゃん、淳子ちゃん、百恵ちゃん、郁恵ちゃん、真子ちゃん、ミーちゃん、ケイちゃん、ランちゃん、スーちゃん、ミキちゃんだ。

例外が一人だけ。

 

アグネスチャン

本名ではないよね。で、名前を苗字より先に読む外国人名称と考えれば、「チャン家のアグネス」になる?すると苗字にちゃん付けすると「チャンちゃん」になって、北海道の鮭料理のチャンチャン焼きかよ!?ってなるので、呼ばれた記憶はない。で名前にちゃん付けすると「アグネスちゃん」になり、フルネーム呼び捨てな読み方になってしまう。実際は「アグネス」と親しみをこめて呼び捨てしていたと思います。こういう例は他にもあって、例えばジュディオングは、ジュデイって呼ばれてたと思う。
アンルイスはアンちゃんって言われてたけど、これは「ルイス家のアンちゃん」で名前のちゃん付けと思うんだけど。

カタカナ名は、上記の感じなんですけど。「サインはV」のジュンサンダース役で、アイドル的人気もあった

范文雀はどうだっけかな?あ、ロングヘアーの方ね。范ちゃんとか文雀ちゃんとかって聞いた覚えないかも。たぶん「范文雀」さんってフルで言われたんじゃないかなあ。

80年代にはいっても、聖子ちゃん、奈保子ちゃん、伊代ちゃん、明菜ちゃん、秀美ちゃん、ちえみちゃん・・・って感じでやっぱり名前にちゃん付け。愛称で言われていた「キョンキョン」も「ミッチョン」も「のりP」も名前から派生した呼び名だからね。

 

あっしの記憶だと、「苗字」にちゃんの最初って

荻野目洋子の「オギノメちゃん」かなっと??

彼女も当初は「洋子ちゃん」って言われてたと思うんだよね。ただ同時期デビューに「長山洋子」がいたので、区別をつけるため・・・そしてオギノメってあまりいない苗字が親しみをこめられ、後付けで呼ばれるようになったと、思われる。
ここでお姉ちゃんの荻野目慶子はどうだったか?って話だけど、彼女は比較的早い時期にスキャンダラスになったので、ちゃん付けされにくい人になったので、オギノメちゃんは妹だけのものに。

 

似た感じだと、コクショーの国生さゆりとか。それほど珍しい苗字じゃないけど、南野陽子のナンノとかも。このへんからは、あえて呼び捨てみたいな感じも。これは「ヒロスエ」で完全認知?

あと後藤久美子の「ゴクミ」遠藤久美子の「エンクミ」のような苗字名前合体呼びも。この原型は「エノケン」とか「勝新」かな?

 

ミレニアム前後の時期で苗字にちゃん付けされたのが

矢田ちゃんこと矢田亜希子。これは名前の「あきこ」また「あっこ」にしても、「ゴッド姉ちゃん」がいるので、忖度されたのかな??ヤダちゃんって響きもいいし。押尾学は「アッコ」って呼んでたようだけどね、押尾の話はするな!!

そうこうして、苗字ちゃん付け最高峰??の


「加護ちゃん辻ちゃん」が、現れたわけですな。

 

男性はどうなんだろう??そっちは詳しくないので各自調査してくれだけど、苗字愛称は、ヤックン、フックン、モックンあたりからかい??

で、お笑いだと「ウッチャンナンチャン」がそのまま芸名にして、大衆化?その流れで「松ちゃん」「浜ちゃん」って感じになったのかな??

 

ところで、「松ちゃん」って・・・