蒼いけものたち | 勝手なこと言うなよ、俺

蒼いけものたち

さて「AXNミステリーチャンネル」11月、金田一耕助シリーズ最後に放映されたのが、

 

金田一耕助が出ていない金田一耕助シリーズ(^^)

 

日本テレビ系列で1970年に放送された連続ドラマ「蒼いけものたち」

実はこれ金田一耕助のいない「犬神家の一族」なのです!!

 

時代設定も放送時の1970年が舞台。しかも「犬神家」ですらない!(^^)

 

「富岡家」が舞台で役名もいろいろ違っています。

 

原作でヒロイン「珠世」に当たるのが水川美矢子、演じるのが酒井和歌子!当時21歳

 

時代もあって、彼女は、ほぼ全シーンでミニスカートです。このタイトルバックでも

見えそうで見えない

家庭用ビデオなどない時代の、当時の「ワカコスト」は、必死に脳内で再構築してたのでしょうね。

で、彼女には弟がいる設定で、このタイトルバックの最後も、「たった二人の兄弟なんだから」

ストーリー展開に影響ないこともないのですが、タイトルバックにするほど本筋にからんでいるわけでないので、多分「ワカコスト」へのサービス映像ですな。

かのように

ミニスカ多し!で、むちゃくちゃ可愛いのですが、21歳には見えない。老けてるというわけでなく、しっかりしているので24歳くらいに見えるね。当時はこういう女優さんが多かったかもです。あっしが彼女で一番古い記憶は「飛び出せ!青春」なので、その数年前ってことですね。

 

で、探偵ではないのですが、金田一的立ち位置は、この弁護士設定の館野卓也、演ずるは中山仁。あっしらの世代だと「サインはV」だね。

去年お亡くなりになられていたんですね。知りませんでした。

 

で、こちらの「佐清」マスクがこちら

眉毛もあり、今まで見たのとは、イメージが違いますね、原作はこっちよりだそうです。

役名は「清文」

 

そう、今まで見たのと一番違うのは、大体ひどい奴に描かれてきた「佐武」「佐智」が、この作品むちゃくちゃナイスガイなのです!!

「佐武」位置、こちらでは「武臣」演じるは大出俊。

蝶を愛する設定で、弟とも仲良くなり、美矢子もその気に。

 

「佐智」位置、こちらは「智和」演じるは柴田侊彦。名前は存じ上げてなかったのですが、よく見る顔でした。

 

「武臣」亡きあとも、「美矢子さんと結婚する気はありません」原作では「小夜子」って妹だと思ったんだけど。こちらではお手伝いさん設定で、「智和」と恋仲に。彼女と結婚意思があったので、って設定で。

 

その小夜子役は

アンヌ隊員、ひし美ゆり子、この当時は菱見百合子名義。

お色気シーンもあって

今日だけは、ここにいて、と智和を縛り付ける。このあと智和は殺されて、彼女は犯人と責められて、最後自殺するという悲しい設定。こrも殺人なのか?って思ったけど、そのままでした。

 

鬼婆三姉妹は

ここでは「雪子」が名優沢村貞子。

ここでは「月子」演じるは千石規子。あっし的にコミカルなお婆ちゃん役のイメージ強い人でしたが、なにしろ、こわい!

特に高笑いしているとこが!連続6回のドラマってこともあって、姉妹対立の模様が、これでもかっていうくらい描かれてましたね。

ここでは「花子」演じるは市川寿美礼という方。息子「智和」が死んだあとは、笑いっぱなしで気のふれた設定になってました。この方存じ上げてなかったのですが、ウィッキによると、この放送2年後に乳がんで44歳で亡くなられているそうです。

 

そして他の作品では回想シーンでしか出てこなかった、「青沼菊乃」ここでは「三枝菊乃」は、現れて三姉妹とも対峙。息子、原作では「青沼静馬」ここでは「三枝修平」の死も見とっています。

東恵美子という方が演じていました。

で「佐清・静馬」ここでは「清文・修平」役が大丸二郎という方。この人ウィッキで出てきませんでした!ある意味主役なのに!!

 

まぁ主役は、和歌子さんですよね。

 

美しい酒井和歌子を見れるってのがメインのドラマですね。

 

現在71歳とのことですが、まさかの未婚。紗弥加ちゃん目指すのはここかなぁ(^^)目指すってのも変か。