スーパースタービリーグラハム
きのうアップした
ブライアンピルマン
と同様、日本語版が出なかったんで買ったのに
スーパースタービリーグラハム
のがあります。
このグラハムほど、日本とアメリカでの評価が違う人はいないかもです。
見る視点によって、最高にもカスにもなる典型ですね。
要は日本マットでは、「でくの棒」評価。
国際では、日本人が勝てないビルロビンソンに勝ってIWAヘビー級チャンピオンを奪取してマイティ井上に謙譲する役割を演じ、新日本ではイワンコロフと来日して、猪木ともシングル戦を挙行。
まーこの辺は、あっしが見る前の話で(後日映像では見たっす)評価はあとづけですが。
ただあっしが専門誌(ゴングね)買うくらいにプロレスはまったときは、彼がサンマルチノからWWWF王座奪取した時期で、毎月、彼の派手な写真は目にしてたので、あっし的にはまだ見ぬ強豪だったわけで、バックランドに負ける前、ダスティローデスとかミルマスカラスとかとの試合写真には、アメプロを感じワクワクはしました。でもまー試合はたいしたことないんだろうなーと、シロートなり思ってて、実際、武道館で坂口とやったタイトル戦は生で観たんですが(お目当ては猪木対上田のネールデスマッチ!)まー、たいしたことなくて(^^)その後国際に再来襲したときも、筋肉も落ちてて、しょっぱかったですね。
まーこれは「技」を視点とした場合で「エンターティメント」「キャラ」の視点から見ると抜群で、ハルクホーガンのアイドルだったことは有名だし、フレアーやHHHも、彼の功績は称えているし。この写真のスティーブストロングや
ジェシーベンチュラ・ポールエラーリングと、彼のバッタモンも多数登場してくるわけで、アメリカマット界エポックメイキングパーソンなわけです。
その後、WWEのステロイド禍の際は、証人側としてビンスを攻撃した立場にもなったんですが、後年WWEのHALL OF FAMERとして殿堂入り。この辺ビンスは、「許す」ことのできる人なんですね。エリックビショフもキャラとして取り入れるし、1番は億単位の訴訟をしたセイブルも復活させ、スキットでスティファニーに「この女はパパに億単位の訴訟をした女なのよ!」とセリフはかせて虚実ごちゃごちゃな抗争にもちこんだこともありましたね。すごいなー(^^)
でグラハムに戻して、このDVDはまだ見てないけど、HALL OF FAMERでのサンマルチノから奪取した試合や、
ローデスのDVDで、彼とのデスマッチとか見たんですけど、いや、けっこう見れる!!(^^)やっぱ見方が完全アメプロ試行になったんで、以前とくらべて、グラハムいいじゃん、と思えてしまってます。
たとえばドラゴンゲートの試合とかたまに見ると、すごいなー、とは思うけど、やっぱあっしは残すならグラハム!って思ってしまう昭和なやつです。(^^)