【チェ・ジエのエピローグ】
http://news.nate.com/view/20131211n08425

My Daily=チェ・ジエ記者
去る10月、慶煕(キョンヒ)大学、平和の殿堂で行われた「韓国ミュージカル大賞」を見た。
19回目になるこの授賞式は国内ミュージカル俳優たちのフェスティバル。錚錚たる名前のミュージカル
俳優たちが舞台にあがり、受賞も行われるそんな場だった。
当然のように顔が分かるスターレベルのミュージカル俳優から、ミュージカルを良く観ている人なら絶対
知っている実力派俳優、ミュージカル界に入ったばかりの新人まで。彼らはこの場所に集い
ミュージカル界の発展を図りお互いを励ましていた。
その中でも特に気になったのは人気賞を受賞したチョ・スンウ、オク・ジュヒョン、キム・ソヒョンの
所感だった。彼らの受賞所感はまるで口をそろえたかのように全員がキム・ジュンスに感謝の
気持ちを伝えていた。チョ・スンウは 『僕がこの賞を取るとは知りませんでした。
最近僕は人気がないみたいです。ジュンスと共にこの賞をもらえて本当に感謝しています』と言った。
オク・ジュヒョンもまた『ジュンスさんがミュージカル界に入りミュージカル授賞式の投票が
活性化された』と伝え、キム・ソヒョンは『ジュンスさんと一緒にエリザベートをやる事ができて
本当に感謝しています』と述べていた。
3人のミュージカル俳優のこのような発言に少し慣れない感じを受けた。そしてこの言葉を
言わせたキム・ジュンスはアイドル出身のミュージカル俳優ではない、みんなに認められている
ミュージカル界の一人、構成員のように受け入れられてるという事を肌で感じる事ができた。
すでに4年目。 着実に4つの作品をやり遂げて来たミュージカル俳優キム・ジュンスは
アイドル出身というラベルを完全に消しつつあるのだ。 去る2010年ミュージカル界に
入門したキム・ジュンスの初挑戦は「モーツァルト」。「天国の涙」に続いて
「モーツァルト」の再演の舞台にもあがった。翌年「エリザベート」を通してミュージカル俳優として
驚くほど成長した。 今年には創作ミュージカル「ディセンバー」で舞台にあがる準備を終えている。

キム・ジュンスがミュージカル界で認められる理由の中で絶対外せないのが「チケットパワー」だ。
実際、キム・ジュンスが出た作品はキム・ジュンスの出演回にとどまらず、ほとんど全ての公演が
全席売り切れるという成果が続いている。 キム・ジュンスが国内ミュージカルマーケットの活性化に
寄与しているという事が衆論である。あるミュージカル関係者は『キム・ジュンスがミュージカルに
合流する事で得る波及効果は想像を超える。国内ファンだけではなく海外ファンまで 広いマニアックな
ファン層を持っている。それにキム・ジュンスはミュージカルに対する情熱もすごくて、
短い時間に高い集中力を発揮する。公演に対する満足度もやはり高い』と説明した。

最近行われたインタビューでキム・ジュンスはミュージカルをやりながらとても幸せになったと言う。
放送活動をできなくなり見つけたミュージカルステージは彼にとって脱出口であり、
ファン達に会える場所だった。なによりこれほどに愛する歌を、身体を焦がしながら吐き出せる空間だ。
故にミュージカル舞台上での彼の真剣さが究めて目立つのかも知れない。
彼との会話の中でなにより印象的だった事は 先輩俳優であるチョ・スンウへの尊敬と 一緒に
舞台に上がりたいという期待だった。 キム・ジュンスは『チョスンウ先輩が先に近付いて来て下さった。
僕には恐れ入る方なのに先に近付いてくる姿をみて本当に格好いいと思った。チョ・スンウ先輩と
違う配役で一つの舞台に上がる事がミュージカル俳優としての夢だ』と話した。
キム・ジュンスの夢はすでに半分は叶っている。 彼を見つめる大衆の視線もやはり疑いや批判から
信用と応援に変わっているし、先輩チョ・スンウが彼に向けて親指を立てるほど彼を認めているからだ。
「アイドルスター」キムジュンスは
「ミュージカルスター」になった。

あなたにどんなタイトルがついていようが、
ジュンスはジュンス。
アイドルでも
歌手でも
俳優でも、
私の大事な大事な人。
がっかりさせられた事が一度もない。
それってすごい事だと思う。
これからも成長して素敵な大人の男性になって、
心に響く歌をいつまでも歌ってくれますように・・・☆

永遠にマイプリンス様


