(2024年11月加筆しました!
この記事では、フランス向け国際小包の送り方について書いています。)
この記事では、
日本からヨーロッパへ荷物を送る時の
①荷物のリストアップの仕方
②HSコードの調べ方
③専用オンラインページからの入力方法
などについて説明していきます!
日本郵便の専用オンラインページから、宛先、送り主、内容品、金額、重量、HSコード(後述)などの情報を
全て入力しなければならなくなりました。
(おまけ: 現地でお世話になった方に、何か感謝のしるしを渡したい!
でも日本のもの持ってない!て時のために
日本から買って行くお土産おすすめ記事もどうぞ)
https://ameblo.jp/candytufthm/entry-12832888262.html
2018年8月にフランス移住時、
夏服はキャリーケースに詰めて持って行きましたが、
その後の冬服とか春服は、かさばるし現地調達するのも大変だと思って
国際郵便で日本から送りました。
留学時も出発前に日本で段ボールに詰めて書類も準備しておいて、
現地到着後、親に郵便局から出してもらっていました
今回は、国際小包の準備について書きます
国際小包の送り方は、日本郵便のサイトに載ってあります。
その内容品を、全部カウントして郵便のラベルに書かないといけないんだな。。。
めんどくさいのが嫌いな私。。。
①荷物のリストアップの仕方
【用意するもの】はかりとか体重計
荷物の内容を、サイトの内容品の英語訳のページに従ってカウントしてみます。
カウント時に、大雑把で良いので50〜100g単位でそれぞれ重量を測ってメモしておくと良いです。
何かと面倒な発送作業ですが、
このメモが完成すれば、作業が8割方完了したと言っても良いですので
がんばりましょう!
【メモ内容】
物品の英訳名
個数
単価
(使用済みの古着の場合は、定価よりも安い現在の大体の実質価値を書く)
各アイテムの重量
(50g単位とかで良いので、個々の大体の重量をメモする)
(アイテムが複数ある場合は、大体の平均で大丈夫かと)
HSコード(後述)
(↑のページにHSコードの記載もあるので、分かれば)
②HSコードの調べ方
さて、HSコードとは?
輸出入において、物品の種類を分類する6けたのコードです。
なお、フランス向けの荷物の場合は、
HSコードよりも細分化されたCNコード(8けた)の記載が推奨されているようです。
まあ、サイトはややこい事が書いてあるので読まなくて良いですが、
要は海外への発送の際に
6けたのHSコード(フランスは8けたのCNコード推奨)が必要になるという事です。
そんなのどうやって調べるのという疑問ですが、
HSコード例は日本郵便の内容品英訳名ページに書いてあります!
CNコードは、ネットで「〇〇 CN code」とかで検索すれば
出てきます。
↓日本郵便のサイトより引用:https://www.post.japanpost.jp/int/use/france.html
2023年9月22日(金)から、EU加盟国等宛てに物品などを内容品とする国際郵便物を送る場合、内容品のHSコード(6けた)を送信することを推奨しています(詳しくは、こちらをご覧ください。)が、フランス等に送る場合には、HSコードよりも細分されたCNコード(8けた)の送信を推奨します。
それでは、私と一緒に
日本郵便のサイトから古着セーターのHSコードを調べてみましょう
①英訳名ページで、物品名「セーター」を検索
https://www.post.japanpost.jp/int/use/publication/contentslist/index.php?lang=_ja
②そしたら、セーターの検索結果が大量に出てくるので
④フランス向けのCNコードですが、
サイトの説明にある通り↓
上8桁を取ったら良いようです。
この場合は、「61103099」。
⑤そうやって、全物品の英名とHSコードを
調べていってください!
ファイト!
私が送ったものの内訳。
冬物段ボール
セーター 10、パジャマ 1、マフラー 2、帽子 1、手袋 2
コート 1、ワンピース 3、ズボン 6、スカート 3、靴下 8
冬・春物段ボール
セーター 4、コート 1、ワンピース 3、ズボン 4、スカート 1、
靴 1、肌着 3、鞄 1、書籍 1
セーターの多さ。。。
圧縮袋を買ってきて、スペース節約に努めました。
※現地でも服は買えるので、
送るのは本当にマストな物のみで良いかと。
現地で意外となんでも買えます。
個人的には、日本のウルトラライトダウンやヒートテック、
もこもこパジャマ、もこもこスリッパ、
コートを持っていくと良いです!
③専用オンラインページからの入力方法
日本郵便のサイトから国際郵便の送り状を作成するには、
まず「国際郵便マイページサービス」のアカウントを作成する必要があります。
https://www.post.japanpost.jp/intmypage/whatsmypage.html
①アカウント作成後、
送り主の情報
受取人の情報を入力。
(受取人情報は「アドレス帳に登録」しておくと、
次にまた同じ送り先に送る際に
入力する手間が省けて便利です)
②宛先の国を入力すると、
自動的にその国向けで選択可能な輸送手段が赤く表示されます。
(選択不可の輸送方法はグレーになっています。)
2024年現在、フランス行きのSAL便は運航してないようです。
◾️航空便:
「EMS物品」は速いけど、フランス側の扱い業者がクロノポストという企業で、
荷扱いが悪く紛失などもあったりと良い噂は聞かないので
(今は変わったのかな?)
私は航空便の「国際小包」にしてます。
◾️船便:
安いけど到着までに1~6ヶ月ほどかかります。
重量のあるもの、いつ届いても良いもの、
最悪輸送途中で行方不明になるなどして無くなっても困らないもの
は船便で送ると良いです!
私は衣類を船便の国際小包で送りました。
③輸送方法を選択したら、先ほど作った内訳リストを元に
品名、HSコード(CNコード)、重さ、価格(Usedなので安め)
を記入していきます。
④全品を入力し終わったら、確定して
発送予定日、
総重量(梱包後の段ボール箱なども含めた重量)を入力します。
(総重量は、郵便局で引受時に計量してくれるので
空欄でもかまいません。)
贈り物や、自分で使用するものの場合は
無償区分を選びます。
(無償を選んでも、税関検査によっては
関税を徴収される場合があります。)
⑤最後に入力内容を確認して、
正しければ確定
⑥送り状、インボイス(内訳)などが出力されるので
印刷して、
荷物と印刷した用紙を持って
郵便局に荷物を発送しに行きます
発送後は、郵便局で発行された追跡番号で
日本郵便のサイトから荷物が追跡できます
https://trackings.post.japanpost.jp/services/sp/srv/search/
荷物が無事に着くよう祈りながら
気長に待ちましょう