文鳥さんの雛の一日のお世話の方法

 

ひな鳥さんは、自分で食事や水分を摂取することができません。

なので、人間が親鳥の代わりになってご飯を与える必要があります。

 

鳥さんは、人間のように胃袋に食事を貯めておくができない生き物なので「そのう」と呼ばれる
頬の少し下についている、袋に食べたものを入れて消化します。

なのでそのうが空になっている状態が続くとあっというまに体力を失い、命を落としてしまいます。

それは大人になっても同じで、鳥さんにとっては一日でもご飯を食べられない事は命に関わる

問題ですので与え忘れには十二分に注意しましょう!

 

一日5回程度を目安にそのうがふくれるように給餌をしましょう♪

 

時間の感覚は、そのひな鳥の成長段階にもよりますが

 

朝7時ごろ昼12時ごろ夕方15時ごろ夜18時ごろ・寝る前21時ごろ

 

などの三時間おきくらいの給餌が望ましいと思います。

21時から7時前はきちんとケースを暗くして、睡眠をとる事で成長ホルモンが出ますので
テレビの音や明かりなども少し気使いながら、しっかり保温・保湿を忘れずに

ゆっくり休ませてあげましょう。

 

最初は本当に羽もまばらに生えている状態ですが、徐々に全体の羽が生えそろってきて

一か月頃になると徐々に一人でご飯を食べる練習をはじめます。

実際に少しずつ一人でご飯を食べられるようになってきたら、一日の給餌回数は朝・夜の二回で十分になってきます。

※個体差によるので一人餌に移行できず挿し餌を欲しがる子には、その子が食べなくなるまで挿し餌を継続してあげてください。

 

挿し餌の与え方

 

毎日数回与えますが、勿論食べ残しがある事もあります。

もったいないような気もしますが品質が落ちてしまったり、雑菌が繁殖してしまったりするので

残ったものはすべて捨てて給餌用品は毎回綺麗に中性洗剤で洗い流し消毒をしましょう♪

消毒も動物にはアルコールは使用せずにペット用に販売されている、

次亜塩素酸系除菌剤を使いましょう。

 

 

挿し餌の方法

 

文鳥さんの挿し餌は幼鳥用ペレットやパウダーフードをふやかして
シリンジなどを用いて、鳥さんのお口の中に直接いれます。

 

 

 

 

 

文章やイラストの図解では伝わりづらいと思いますので、
イースター社さんの挿し餌の動画を転載させていただきました。
より詳しく知りたい方や、イースターさんの製品の栄養バランスなどの確認をしたい方はHPを確認して

頂けると良いと思います。

 

 

 

 

最近では鳥さんに限らずYOUTUBEでは飼育方法などを検索しますと、様々な動画がヒットしますので

鳥専門店さんのスタッフさんが挿し餌をあげている動画や飼育用品の使用方法などを探してみるのも、とても良いと思います。
ですが、便利になった分誤った情報を発信していらっしゃる方が多くいる事も事実ですので

情報収集に関しては、十分に注意が必要です。

 

一番は信頼のおける獣医さんなどに、お家の子の健康診断などで体調の確認をしてもらいながら

飼い主さんが一緒になってその子にあった飼育方法を探してあげるのが

なによりも大切な事だと思います♪

 

人間の医学に比べ、獣医学は歴史も浅くまだまだ多くの事が研究段階ですし

8割の子には良いとされている飼育方法でも、それが全く合わない子もいると聞きます。

 

ですので飼い主さんに一番大事にしてほしいのは

この人の言う事を聞いておけば!この本はこう書いてある!

という固定概念に捕らわれずにその子の好きなもの、喜ぶこと、体に合うものを

よく観察し、理解し、共に一緒に幸せに生きるために

試行錯誤を続けていくことです。

 

私のブログを参考にして頂ける方がいらっしゃったら本当に嬉しく思いますが、

このブログも1意見として私のブログを読んでいるから大丈夫ではなく

飼い主さんがおうちの子の為に深く調べるきっかけになると、とても嬉しく思います♪

 

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