みなさん、こんにちは
鹿目です。
突然ですが、昨夜我が家のカラーハムスターのこゆきちゃんが虹の橋へ渡りました。
長くなりますが昨日の状況の説明を致します。
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昨日は、いつも通りハムちゃんやネズミさんレオパちゃん夜行性組のご飯とトイレのお世話をしようとしました。
みんな人馴れをしているのでご飯の時間になると、自らハウスなどから出てきてくれて、ケージによじ登るのですが、いつもは一目散に出てくるこゆきがうずくまっていました。
二歳半になる高齢ちゃんなので、最近は動きなども鈍くなっていたのもあるので、今回も少し寝過ごしているのかな?と思い軽くちょんとつついてみました。
いつもなら慌てて飛び起きてご飯をねだるのですがその様子がありません。
抱きかかえて体を確認すると大量の糞が肛門付近に付着していました。
びちゃびちゃという状態ではありませんでしたが、軟便気味になってしまった糞が詰まっている状態でした。
そして目からは血がでていました。
正直、頭が真っ白になりました。
本来であれば当時の写真を残しておくべきだったとは思いますが、写真よりもとにかく楽にしてあげないと!という気持ちと
皆のお世話もしなくてはいけない中で、パニック状態になり手が震えました。
ですが、パニックになっている場合ではないと、自分の頬を叩いてとにかく迅速に出来る処置をする事にしました。
処置が終わり次第ほかの子達のお世話をする事にして最優先はこゆきの命の確保でした。
まず毛に絡まった糞を、小動物にも使用できる除菌剤のキレイウォーターを含ませたティッシュやコットンで取り除き
開いてしまった肛門や尿道付近の糞は、全動物に対応している消毒液のマイクロシンAHという製品をコットンに含ませ、ピンセットで除去しました。
綺麗に糞がとり終わると詰まっていた尿が出てきました。
きつい臭いがしたので雑菌が繁殖していたのだと思います。
とにかく清潔にして保温をしなくては、と思い保温用品や看護用品を出すと
保温球とサーモスタットの銅線が一部見えていました。おそらくたいがか誰かが齧ったのかと思います。
銅線がでてしまっている製品を使用した火災事件はよく起こります。
ですので、もう現在家にある分は処分し新しい製品を購入することにして、とにかく室温をあげパネルヒーターで対処をする事にしました。
現在の床材は猫砂なのですが、患部についてしまうと衛生的ではないので慌てて広葉樹マットを敷きましたが、広葉樹も患部に刺激を与えてしまうかもしれないので一瞬使用してそのまま捨てました。
慌てていたので広葉樹マットを素手で出してしまったので、万が一細菌による影響を考えるとほかの子に残りの広葉樹を使用するのはリスキーなので全部捨てました。(この辺りの対処は本当にパニック状態だったなと思います。
結果、ペットシーツを敷きパネルヒーターフード、室内の電気を消しても様子が観察できるようにスタンドライトをつけて様子を見ることにしました。(写真を撮った後置き型の給水器も設置しました。
その後ほかの子達のお世話を済ませて、あとはこゆきの経過を観察することにしました。
少し食事を摂取した後は、一時間半この状態でいましたが、徐々に呼吸が荒くなり体制もきつそうだったので手のひらで看取る事にしました。
抱き上げると、むせかえるような嫌な臭いがします。
今までお別れした子達も同じような臭いがしましたのでこれが【死臭】というものなのではないかと思っています。
手のひらに抱きかかえ、一緒に布団にはいり布団をかけると、荒かった呼吸も落ち着いてゆっくりと息をしながら眠りはじめ、30分ごとに体がぴくっと反応すると排泄をしていました。
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手のひらに抱いてから二時間半 2021.02.19 3時30分 虹の橋を渡りました。
二歳半まだまだまだまだ一緒にいられると思っておりましたが、人間の年齢で換算すると70歳近いご老体でよくがんばってくれました。
ペットショップで販売されている姿を見て、一目ぼれした雪のように真っ白な天使ちゃん。
実際にみせてもらうとすぐにひっくり返ってしまって人馴れを全くしていませんでしたし、店員さんもこの子は慣れていないのでとおっしゃっていたので「慣らすの大変になるのかなあ。」なんて思っていましたが、お家に帰ればいつでも甘えてきてくれてしょっちゅう家を破壊して、私のベットのマットを破壊して巣を作ったり、やんちゃなレディでした。
そして、私の人生で初めての自家繁殖をしてくれたのは彼女でした。
可愛い彼女とかわいいパパの子供たちは本当にとっても美人な子達ばかりで、里子として受け入れてくれた人たちもみんな家で生まれた子達が一番顔がかわいいとよく褒めて頂いて
彼女がいなければ大好きなリタ・カフェ・モカにも出会えませんでした。
自ら写真映えするような事をしてくれるサービス精神旺盛なところも本当にかわいくて仕方ありませんでした。
お別れは本当につらいですが、私は本当に多くの物を彼女からは頂きました。
大きな病気を一度もせず、一生懸命頑張って生きてくれました。
私がたくさん与えてもらったように、彼女の人生にとって良い存在であればいいな。と願うばかりです。
最後のお別れの瞬間、私が大好きだよとキスをしてからすっと鼓動が消えました。
優しい子だったのできっと、悔いが残らないように聞いてくれたのだと思います。
お別れの方法はいろいろあります。
火葬・土葬・プランター層
いつか機会があればお話ししますが、私は以前火葬でひどいトラウマができてしまっているので今はほとんどの子達がプランター葬をしています。
とっても簡易的でへたくそですがお布団をつくったので、ここにこゆきちゃんを寝かせて旦那さんのマロン君と同じプランターで寝かせてあげようと思います。
亡骸を載せるのは苦手なので、寝ている姿をお見せする事はできませが、上手に使えました。
ハムスターは安価で購入ができます。
その為飼育も簡単そうに感じますし、非常に悲しいですが命としても軽く見られがちになってしまっているのでが現状です。
ですが、私は今まで飼育していてハムスターは知能が高いと感じますし、感情表現もあります。
ただ安いから、可愛いからというお迎えではなく、心底愛情を持って終生飼育をして頂ける飼い主様たちの元でハムちゃん達が幸せに生きてほしいと願っています。
いつも以上に拙い文章になってしまいましたが、本日も読んでくださってありがとうございます。
生きているものには、必ずお別れが来ます。
その時にごめんなさい。では無くて、ありがとうが言えるように
後悔では無くて幸せだけが残るように
これからも頑張って情報を発信していきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。