「仕事が忙しくて、勉強が手につきません。どうしたらいいでしょうか」という質問がありましたので、お答えいたします。



実は、忙しい人ほど受かりやすい、あるいは受かった後スムーズに実務をこなすことができる方が多いというのが、社労士試験を含めた資格試験全般の特徴です。

もちろん、ただ日々忙しくしている人が全てOKというわけではなく、限られた時間を巧く処理できる人がそうだということです。


では、そうしたスキルのない人はどうすればいいかというと、単純に、これから練習すればいいということになります。

つまり、スケジュールを組んで、期限内に仕上げる練習です。

本当は普段の仕事でもそうした訓練は出来るのですが、問題を解く形式で練習した方が期限もはっきりしていて分かりやすいと思います。その辺は自分で合うと思ったものを実行してください。


今回は、資格試験を素材にした場合を書きます。

素材としては、自分がめざしている資格そのものでも構いませんが、それと親和性が高く、受験準備が1~3か月くらいで済み、難易度が比較的易しくて自信がつきやすいものから始めるのがいいと思います。

例えば、社労士で考えると、FP3級~FP2級(AFP)、DC(確定拠出年金)プランナー、年金アドバイザー、簿記3級~2級(将来、給与計算等の経理事務を業務に組み入れようとするならこのくらいのレベルが必要という意味で)、衛生管理者(出来れば1級を持っていた方が望ましい)、RSTトレーナー(労働安全衛生の教育トレーナー)、販売士(経営の基礎知識を勉強出来る)、福祉住環境コーディネーター、メンタルヘルス・マネジメント検定、ビジネス実務法務検定、銀行業務検定各種、証券外務員2種などが、実務に直結する、あるいは知識的な相乗効果を期待できるものです(飽くまで一例ですので、挙げたものが全てというわけではありません)。

もちろん、宅建や行政書士、キャリアカウンセラーなども併願しても構わないのですが、時間管理をゼロから養おうという人にとってはまだ難易度が高いので、無理しない方がいいと思います。

上記のもので自分にとって適当なものがなければ、英検やTOEICといった語学系や、漢字検定、時事検定などの一般教養系、勤めている会社での独自資格などでもいいと思います。


要は、短い受験期間で目標に到達することで成功体験を持ち、それを本来希望する資格の勉強に活かそうというのが狙いです。

別に資格コレクターになる必要はないので(それが本来の目的ならそれでも構いませんが・・・)、とりあえず1つを選んで早速やってみて下さい。



スケジュールの組み方等は、私の過去の記事にも書いているので、そちらを参照していただければ幸いです。


メッセージボードにも掲示してありますが、携帯でご覧の方に向けて、こちらにも書かせていただきます。

私のアメンバーになっていただいている俳優/声優のさいと。さんが舞台に参加されるということで、ここで告知させていただきます。
東京都内/近郊の方で、コントや芝居に興味のある方は、どうぞお立ち寄り下さい。

『バリバリドカーン』



candyflip’s warehouse-バリバリドカーン


日時:5月15日(金) 19時30分開演

      16日(土) 14時開演/17時開演

            (開場は開演の30分前)


場所:遊空間がざびぃ   (JR西荻窪駅から徒歩8分)


料金:2000円(全席自由)



オムニバス形式のコントになる模様です。気軽に楽しめそうですね。



メンバー紹介等、内容の詳細はこちら

チケットのお求め、お問い合わせは、baridoka@yahoo.co.jp までメールして下さい。




彼のサイトを見ても、芝居に賭ける出演者たちの意気込みと情熱が伝わってきます。

ぜひとも大成功を納めてほしいと切に願っております。










社労士試験について、「教材はどこが出しているものがオススメでしょうか」という質問が届きました。


結論は、どれでもいいということになります。

確かに分かりやすく使いやすいものが良い訳ですが、それは飽くまで主観的な価値基準に拠りますので、書店やオークションサイト等を見て、第一印象がよければ、それにしてみても構いません。


大切なのは、「何を使うか」ではなく、「どう使うか」です。

使い方については、私も実体験に基づいてこのブログに書いていますので、参考にしてみて下さい。

いろいろと教材が出回っていて、選定に悩むかもしれませんが、どれも内容に大差ありませんので、サクッと決めちゃった方が時間のロスを防げます。教材評論家・コレクターになってオークション等で儲けたいのなら話は別ですが・・・。

もし選んだ教材が使いづらいのであれば、さっくり換えればいいだけのことです。ただ、一度使い始めると自然に馴染み、買い換えの必要性など感じなくなるのが普通なので、その辺はあまり気にすることはありません。

古本や図書館で借りたもの、あるいは予備校のお試し教材等でいいので、まずは実物にざっと触れて、使いやすいタイプを把握することです。