わたしが高校を辞めたのは、卒業まであと1年足らずという時期だった。
理由は今でもよくわからない。ただ、なんとなくというわけじゃないが、どれがはっきりとした理由なのかが今でもわからないのだ。思春期にありがちな、「このまま意味も目的もなく学校で学ぶよりは働いたほうが…」という感情も一部にはあったと思う。
自分だけはなにか特別なんじゃないか?という生意気な感情は若ければ誰もが抱くものだ。結局、ほとんどの人間がそのまま意味も目的もなく、とりあえずは進学や就職のきっかけがあるまではだらだらと学校に通うものだが、行動力のないわたしがなぜかそのときは思い切ってしまった。
当時のわたしと同じような悩みを抱えている若者に一応アドバイスさせていただくが、まず後悔するからやめておいたほうがいい。働きたいという相当に強い意思をもった特別な人間以外は、学校をやめアルバイトなどを始めても、意味も目的もなくだらだらと働くだけだ。そして九割九分の人間は特別な人間ではない。
とはいえ、こういった意見はいくら大人が若者に口酸っぱく言ったことで、まず伝わることはない。これも大人側の意見だが、ジャニーズなどの人気アイドルに、不良やドロップアウトはダサい、卒業、進学の方がかっこいいというイメージをプライベート風の意見で発信させるのが一番効果的なのでは?などと言われている。
なんなら、わたしがAKBの主要メンバーに入ってそういった活動に終始してもかまわない。なんなら、わたしがAKBの主要メンバーに入ってそういった活動に終始してもかまわない。大事なことなので二回言っておいた。全国の秋元康さんより連絡をお待ちしております。
ちなみに、美容師の専門学校に入った人間の八割が、中退したり、他の職業に就いたり、見習い期間中にへこたれてしまい、結局その道につかないという。美容専門学校に進学する人間は、おしゃれに興味を持つ若気のいたりで、とりあえずかっこいいから…という理由も多いが、強い意思を持って進学した者でさえこうなのだから、本来、ほとんどの人間が自堕落な生き物なのだ。
学校を辞めたことはいまでも後悔している。後悔していないと答えられるのは、努力と苦労を重ね、その後に成功を手にした者しか口にできないだろう。今後、後悔していないと答えられる日がくるかどうかは、わたし次第、もしくは秋元康さんしだいだろう。