息子は現在オックスフォード大学のCOMPOSからのお仕事として高校生にMaths and Physcisを教える先生をしています。
息子が近くにいるうちに色々詳細を聞き出しブログに備忘録として書きたいと思いずっと様子を伺っていました。
この休み明けは年に1回しかない大学の学力テストがほぼ全ての教科である為、毎日勉強勉強の日々。
なのでストレスマックスな時に話しかけると八つ当たりマックス砲を受けてしまうのです
生徒さんのタスク
リブログに書いてあるシラバス内容を補足します。
息子は現在Y10を担当。
生徒さんは7名。
生徒さん達は
1ヶ月(4週間)で仕上げるべきアサインメントを受け取る。
このアサインメントはページで言うと10ページから15ページからなるもの。
問題の考え方、解き方の説明と提出すべき問題が書かれている。
COMPOSのオックスフォード大学の教授などによるウエビナーもアサインメントごとにあるようで(つまり1ヶ月に1回かな)それに参加したりビデオを観たりして学習。(このウエビナーに関しては講師は観ていないのでよくわからないそうですが)
1ヶ月のアサインメントの期間に3回、1時間半のオンラインレッスン(グループレッスン)を受講する。息子のお仕事
3回のレッスンが終了しアサインメントのデットラインまでに提出すべき問題を提出息子が採点
という流れ。
※Y10とY11のシラバスは同じとのこと。ただしY11は11月から3月までの期間。
講師のタスク
1ヶ月(4週間)で仕上げるべきアサインメントに沿ったレッスンプラン(多くの問題)が送られてくる。
全ての問題に目を通しておく。
レッスンは1ヶ月に3回行うので、どこに1回休みを入れるのか?を決める。基本は3回続けてやって最後の週が休み。
レッスンはシェアボードを使い、みんなが個別に問題を解く。
間違えてた問題は答えを教えずに答えに近づくヒントを与える。
グループレッスンだが、間違えた問題はそれぞれ違う場合、個別に対応。
レッスンは全てレコーディングし、アップロードする。
アサインメント(1ヶ月に1回)を採点しCOMPOSに報告。
と言う流れだそう。
講師のレッスンをチェック
1年に1度だそうですが、COMPOSのメンバー(教授の誰かが)レッスンに参加する又はレコーディングのレッスンをチェックしフィードバックをしてくれます。
このフィードバックがかなり細かく、チェック項目は多岐に渡りました。
COMPOSはUK高校生のMathsとPhyscisの得意な子を更に底上げするのが目的なので(オックスブリッジへの進学者を増やすこと)
問題を解決する能力を高めさせたい
と言うモットーがあるので先程書いたように
基本答えを教えてはいけない
と講師は指導を受けています。
答えを導き出せるであろうヒントをいかに小出しにし、生徒自身に考えさせることができるのか?
を大事にしています。
息子くんのフィードバックは驚くほど高評価で特に
生徒自身に考えさせる教え方で、生徒達はレクチャーを受け身で受けるようなレッスンではなく素晴らしい!
と、とても評価してもらえました
チューターのイグザンプラーである
とも書かれていたのがとても嬉しかったようです
私もそんなふうに講師として成長した息子を元講師として嬉しく思います
リブログにも書いていますが、アサインメントとして出されている問題はGCSEのシラバスのものを難しくした問題だそう。
息子もとにかくこのプログラムは絶賛していて、
自分もこういうレッスンをG9で受けたかったよ〜
と言っています。
今のところUKの高校へ通うお子様が対象(無料で参加するには)のようですが、
来年度はもっと生徒さんをたくさん受け入れられるよう講師も増やしたい、とCOMPOSサイドが話しているようなので、
海外からも受講できれば(時差の問題はあるかと思いますが)参加してもらいたいですね。
一応COMPOSサイトには有料でも受講可能と書いてあるので問い合わせしてみる価値はあるかと
ちなみに次のスタートは11月だと思います。