いつも私の拙い物語を読んで下さってありがとうございます💕


 

『永遠のジュリエットvol.30』の中で、テリィは全てを捨てて、ふたりで遠いところへ行こうとキャンディに言います。

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遠いところへ行く➡️結婚しよう、です💕


でも、キャンディは、すぐにその意味にピン❗とくるタイプではないかも?なんて思ったりします。(アニーならビシバシ😃わかりそうですが)



そこで、今日は、"イギリスの結婚事情"や、"駆け落ち"について、少し書かせていただきたいと思います✨



        



日本は、ご存知のように、結婚届けを出すだけで、法的手続きは終わりです。絶対に結婚式を挙げないといけないということはありません。


これは、日本に、"戸籍"という素晴らしき制度があるからなんですよね。


親子関係や婚姻に関する個人情報は、簡単に、また正確に戸籍から確認できます。


ですから、重婚や、年齢をサバ読みしたり、別人を語って結婚することが理論上、できません。


しかし、戸籍制度は、日本、中国、台湾にしかなく、テリィのイギリスにはないんです。


ですから。


イギリスでは、証人を置いて(手続きにそって)、結婚式を挙げない限り、結婚は「法的に」成立しないそうです。

王族だって同じです。



つまり、戸籍がないので結婚しようとする者が、重婚でないかの確認をする手段がないので、『結婚の布告』を行い、世の中の人たち、つまり住んでいる地域の人々に問いかけて確認をするんです。


この人は重婚でないか?


とか、


本当にこの名前の人物であるか?


など、結婚するその人を知っている地域の人たちが証明するんです。



ですから、テリィも、本来は自分の住んでいる教区の教会でしか結婚式をあげられませんし、まだ21歳になっていない(永遠のジュリエットでは🤣)テリィは親の承諾なしに結婚することができません。(*当時イギリスの成人年齢は、21歳でした)



ですから、テリィは、イギリス唯一の駆け落ち婚を許可してくれるグレトナ・グリーンに、キャンディと向かおうとしているのです💕



『誰も俺たちを知らないところで、ふたり静かに暮らそう』vol.30と言って💕💕


つまり、駆け落ちですね✨✨



テリィが生きているのは、イギリスの『ハードウィック婚姻法』の時代です。


この法律は、『未成年者の婚姻においては親の権限を絶対的にする』『教会挙式婚に厳格な法的拘束力を持たせる』ために作られたものだそうです。


秘密婚や重婚、財産目当ての誘拐婚などを防ぐために。


この法律は、自由な恋愛からの結婚を制限していて、その結果、裕福な家は同じように裕福な家と縁組みをはかるので、財産の再配分の機会が少なくなるのです。つまり、親としては、我が子を同じレベルの階級の娘(息子)と結婚させ、財産の目減り(笑)を防ぐのです。



では、自由な恋愛に基づく結婚をしたい若者や、階級を越えて愛を育む恋人たちはどうしたらよいのか?



もともとイングランドとスコットランドという国は、気質も法律も違っています。


スコットランドでは、『婚姻は何よりも当人どうしの合意に基礎をおくもの』と考えられていて、立会人がふたりいれば婚姻が成立するそうです。


このようにイングランドとスコットランドで婚姻法が異なっているので、イングランドで結婚できないカップルは、スコットランドに駆け落ちして結婚することを目指しました。


そして。


それらの『イングランドで結婚できないカップル』たちは、テリィと同じで(笑)、その結婚に猛反対する親・兄弟の追跡の手がのびているので、つかまる前になんとしてでも挙式をしてしまう必要があったんです。




というわけで。


逃避行をするカップルが目指したのは、スコットランドとイングランドの国境、つまりスコットランドに入ってすぐに挙式を挙げられるところ。


それが、グレトナ・グリーンです。



テリィはキャンディとグレトナ・グリーンで婚姻し、イギリスを脱出し、ふたりでどこかへ旅立とうと計画しています💕(───のイメージで書いてます🤣)






捕まれば、恋人たちは引き離される。


追手の迫る道のりは、ゆっくりと休息することもままならない。

早く!早く!グレトナ・グリーンへ!



ゆるぎない愛。


ひたむきな恋心。


全てを捨てて。あるのはお互いへの気持ちだけ。



それだけが、ふたりの"追手から逃避行するエネルギー"。


あ~😆ロマンチック~~💕




テリィもキャンディにグレトナ・グリーンに逃げようと誘います💕



きゃーっ( 〃▽〃)💕


あのテリュースさまと"駆け落ち"だなんて、ロマンチックで、考えただけで、メロメロになってしまいそうな私です💕



むしろ、豪華なお屋敷で、使用人に囲まれてテリィと暮らすよりも、『駆け落ち』の方が、何倍もきゅんきゅんする~💕と思うのは、私だけではないはず。


ね?違います?でしょ?でしょ?🤣



───駆け落ち──


もうなんだか、よくわかんないけど、とにかくロマンチック💕

テリィには駆け落ちが似合う❗



でも

(実は私のダーリンはアンソニーだけどっ🤣)

アンソニーだったら、『駆け落ち』にドキドキできない💦🤣


*本当に生活していけるの?


とか、


*アンソニー、豪華なベッドじゃないと風邪ひいたりしそう。。。私のお布団もアンソニーに掛けてあげないと‼️とか、今のわたし、母の気持ちになりそうで😅






でも。テリュース・G・グランチェスターさまなら、きったない(笑)汚部屋でも順応できそうだし、(NYのアパートとかロックスタウンの劇場とか平気そうだったもん💕)悪いやつに絡まれても腕っぷしで倒してくれそうだし。



生活費だって、なんとかしてくれそう💕



どこかの劇団で働いたり。(梅沢富美男みたいに🤣)


馬に乗れるんだから、牧場のカウボーイとして働いたり。で、ゆくゆくは小さな牧場と牛を買って、田中義剛みたいにキャラメル作ったりして実業家となる🤣


ラテン語、キングスイングリッシュ、芸術一般教えて、塾の先生して稼いだり。女子人気が半端なくて、カリスマ塾講師とかになれそう💕『今でしょ‼️』🤣


夜のホス○になったら、もうそりゃあ、間違いなくNo.1✨✨✨ローランドにも負けない(やる気になれば🤣)

で、ホストテリィにドンペリ入れそうなブログお友達、わたし、何人か知ってる🤣あ・な・た✨よ(笑)



もうどの国に逃避行しても、なんとかなりそう。




でも。


何よりも🤣テリィとなら💕


、狭くて汚い🤣?部屋の時間をむちゃくちゃ楽しめそうな気がするんです💕

きゃーっ( 〃▽〃)💕いや~😆やめて~💕

妄想爆発する~💣️




テリィ『なにやってんだ?そんなところで。早くこっちへ来いよ』


私『やだ、恥ずかしいじゃん、

向こう向いてて。着替えてるんだから』


テリィ『恥ずかしがるなよ。もう夫婦なんだし、全部見たいんだ』


ぷはーっ( 〃▽〃)😆言われたい~💕




とかさ😆


テリィ『見た目より"ある"んだな』


私『やだ、テリィのエッチ💢』


エッチ、って古い?🤣



とか。




テリィ『よく眠れたか?』


私『うん。オハヨ(内心クタクタ🤣きゃ💕)


テリィ『こんなカップしかないけど、ほら、アーリーモーニングティーだ』


私『え?アーリーモーニングティー?』


テリィ『知らないのか?イギリスじゃあ、大切に思う女性に、男は朝、ベッドに彼女のお気に入りのカップで紅茶を運ぶんだ』


私『大切に思うって私のこと?』


テリィ『当たり前だろ。これから先、何年も何十年も、毎日運んでやる』


ズキュ~ン✨( 〃▽〃)💕





もうね。わたし、明日の朝までずぅ~っと妄想し続けることができる~😆


でも。


─────そんな妄想より、続きを書いてよって?🤣



ですよね~😆💦



実は、今まで『1度にアップする、ひとつの巻(vol)を長く書く(3つの場面でも一緒にまとめて)』『物語以外は後書きに書く』と決めていたのですが、それだとなかなかブログアップできないので、ちょっと改善しようかな💕なんて思ったりもしています。


vol.32は、7割くらい書いています。でも、これから文章の流れを訂正したり、画像を選んだり。


1番楽しいところなんです✨


次も読んでいただけたら嬉しいです💕





今日も最後まで読んで下さってありがとうございます💕深く感謝いたします💕



この年になると、色んなことがありますが、みなさまが笑顔でいらっしゃいますように💕


毎日暑い日が続きますが、ご自愛くださいませ💕






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