11年と、今思う事。安孫子宏輔

皆さまこんばんは、安孫子です。

先日で東日本大震災から11年でしたね。

今年の3月11日は朝から2011年の「LIVE福島風とロックSUPER野馬追」のサンボマスターさんの動画を観て号泣していました。

この動画を観ると絶対泣いてしまいます。

毎年、この日は目を閉じてあの時感じた気持ちを思い出すようにしています。

毎年色々な気持ちが湧いてくるこの日ですが、今年は11年経っても日本中、世界中で沢山の人が被災した土地や人に想いを馳せてメッセージを発信していることに勝手に有り難さのようなものを感じました。

人の抱える痛みと同じように

国や、地域や、職業、立場を越えて心から心配し、力になりたいと思った気持ちに貴賎はなく

東北に故郷を持つ人間として

ただ、有難いなと思います。

ニュースで当時の津波の映像を観ていると、やはり暗く悲しい気持ちになります。

過ちを繰り返さない為に、悲惨さを知ることは大切だと思います。

でも、天災は誰の過ちでもない。

必要以上に悲惨さを伝える必要はないのかもしれない。

そんな事も思いますが、11年前の事を知らない人もいるわけで

知る事でまた新たな気持ちが生まれ、何か起こった時に救われる命があるかも知れない。

そう思うと、発信というものはむずかしいなと思います。

自分の力の及ばないもののせいで大切なものが奪われたり、傷つけられたりするということはとても悲しい事です。

天災によるそれは、その理不尽への怒りをどこに向けたら良いか分からない苦しさもあるけれど

天災だからつく諦めもあると思います。

でも今、人災が起こっている。

人災は過ちです。

どうか、一日も早く、一人でも多くの人に平和が訪れてほしいと思います。

悲しいニュースが多い世の中で、できるだけ明るく楽しい事だけを発信していきたいと思っていますが

少しばかり想いを綴らせていただきました。

さて、

といって切り替えられるかは分かりませんが

今日はホワイトデーですね。

皆さま

いつも応援してくれて、温かい言葉をくれて、観ていてくれてありがとうございます。

また、お手紙をくれた皆さまもありがとうございます。全て大切に読ませていただいております。

皆さまの毎日に楽しい事が増えるように

日々新しいものを見て、触れて、感じて

言葉や文章やお芝居、エンターテイメントをお届けしていきたいと思います。

これからも一緒に毎日を楽しく歩んでいきましょう！

安孫子宏輔

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