皆さまこんばんは、安孫子です。
10月も気付けば中旬になってまいりました。
最近街で少しずつハロウィンの文字や飾りを見かけるようになりました。
もうそんな時期ですね。
その経済効果がバレンタインを超えるなど、ここ数年ですっかり日本にも定着してきたハロウィン。
今年は街にゾンビや悪魔の仮装をした人が溢れかえったりするのでしょうか。
ちなみに僕は家で一人ペガサスの仮装をしたことがありますがこの話は割愛します。
そんな具合にハロウィンに想いを馳せていたら、ふと疑問が湧いてきました。
狼男、フランケンシュタインと並び世界で最もポピュラーな怪物の一つ、吸血鬼。
現代においても様々な作品に登場する群を抜いて人気の高い怪物ですが、様々な弱点がある事でも有名です。
日光に弱い
十字架に弱い
聖水に弱い
ニンニクに弱い
…
僕が気になったのはここです。
「吸血鬼はニンニクに弱い」
これは
これはわりと普通なのではなかろうか。
吸血鬼でなくともニンニクの臭いは嫌なのではないか。
いや、僕はニンニクが嫌いではありません。
調理師としてその栄養効果と調理における有用さを理解していますし
ニンニクの効いた料理は大いに好むところです。
臭いを恐れてラーメンにニンニクを入れる事を躊躇するような男でもありません。
しかしそれは料理を食べるシーンにおいての話。
普通に街を歩いていて誰かにニンニクを投げつけられたら
僕は逃げます。
必死に逃げます。
後ろから「逃げるな卑怯者!」と罵られようが
「お前の負けだ!煉獄さんの勝ちだ!」叫ばれようがなりふり構わず逃げます。
見ず知らずの人間が投げつけてくるニンニクは恐怖の対象でしかありません。
そして人混みを掻き分けて必死に逃げた先に
ニンニクの臭いに満ちた部屋があったとします。
ドアにはこれでもかというほどニンニクがかけられ、壁中におろしニンニクが塗られたその部屋に
僕は絶対に入りません。
近づきたくもありません。
きっとそこに好んで入る人間は世界中を探してもそういないのではないでしょうか。
ほらね
吸血鬼はニンニクが苦手説が揺らいできたでしょう。
吸血鬼は確かにニンニクが苦手
しかしながら人間もニンニクが苦手
これが正しいのではないでしょうか。
あいにく僕は大学で吸血鬼を専攻していたわけではないので専門的な知識がありません。
だからこれ以上真実に近づけないのですが、僕のこの論文はこれまでの定説に一石を投じる斬新なものなのではないでしょうか。
専門家の方、ご意見お待ちしております。
それでは、また来週。
安孫子宏輔
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