皆様こんばんは、安孫子です。




平素は格別のご高配を賜り厚く御礼を申し上げます。

去る8月16日弊Candy Boyは6周年を迎えることができました。

これもひとえに支えてくださる皆々様のお陰と深く感謝しております。

今後も皆様に幸せな時間をお届けできるよう精進して参ります。











さて、ポップカルチャーとして名高い安孫子のブログが何故こんなにも堅苦しい文章で始まったのかと申しますと



先週の事です。


7人による曜日担当制で書いているこのブログで、僕は見事6周年当日である8月16日に記事を書く権利を得たわけです。



僕達Candy Boyと、応援してくださる皆様にとって大切な記念日。


普段言えない感謝の言葉も、記念日なら照れずにまっすぐと伝えることができる。


他のメンバーの分まで皆様への感謝をお伝えして、これから歩む未来に希望を持てるような素敵なブログを書くのだろうと誰もが思っていたことでしょう。



しかしながら、6周年当日公開された僕の記事は


「下駄の鼻緒で足を痛めた浴衣の女の子をおんぶする事を羨ましいと思うから否か」について延々と書き綴るという奇々怪々なものでした。



当日は書き終えた達成感で高揚していたものの



翌日、知弘くんのしっかりしたブログを読んで僕は思ったわけです。




「昨日のブログ絶対に違ったな」と。



なので先週の分を取り戻すべく硬い文章で始まってみたわけでございます。


浅はかなり。浅はかなり安孫子宏輔。



やはりそんな形式ばった言葉を並べたところで、皆様に気持ちを伝えることなどできないわけで



ここからは6周年を迎えて思う事を赤裸々に書いていこうと思います。













6年と聞くと


短くないな、と思います。


小学時代や中学・高校時代を合わせた時間と同等と考えると

とても長い時間のように感じます。



「6年かけて何かを身につけて下さい」と言われたらよっぽどの事以外はできるのではないかという気にもなります。



そんな事を考えていると


「あれ、もっと成長できたんじゃないか」

「もっと積み重ねていたら今頃は」


なんて思って少し落ち込んだりもします。


手を抜いたつもりはありませんが、もっとできたということも事実。


まあ、過ぎたことは変えられないので後悔はほどほどにしまして


それよりも大切なことは


今まで何度も人に言われてきて、今までの人生でも何度も感じてきた「日々の積み重ねが大切」ということが


今ようやく自分の深い深いところに落ちて身に染みたということです。


頭で理解するのではなく、心からそう思えるようになった。


それはこれからの自分の人生にとって、とても良い事だと思います。


数年後に、あの時に気づけてよかったと言えるようにこれからの日々を積み重ねていこうと

そう思っています。








6年という時間が長いのか短いのか


僕は正直よく分かりません。


時間というものは何を基準にするかによって変わるものだから、分からなくて当然だなとも思います。


学校を基準にすれば長いけれど、

職業として、ましてや芸能をやっていると考えればまだまだで


何年やればどうなると決まっている世界ではないのだから、年数そのものに価値があるということはないのでしょう。





確かなものがあるとすれば


6年間、Candy Boyには応援してくれる人が居続けたという事実です。


6年間、誰かにとっての楽しみであり続けている。

これがこの6年間の最大の価値です。


これ以上のものはありません。


皆様が、この6年間に価値をくれたのです。


大切なメンバーと歩んできたこの時間に価値を与えてくれて

本当に、ありがとうございます。








皆様、Candy Boyを人に説明する時


難しいと思ったことはありませんか?


アイドルでもないし、劇団でもないし


なんて言い表したらいいか難しい。


それはそのはずなんです。


新しいものを作っているのだから。


Candy BoyはCandy Boyでしかないのです。





6年前、そこに道は無くて


一歩進んでは壁にぶつかって、立ち止まったり、曲がったり、押し広げたりしながら少しずつ前に進んで

スタッフさんと共に僕達が作った道とも言えない一本の筋


そこを皆様が共に歩んでくれたことで、一つの道になりました。


まだまだ先が見えないかもしれない。


元々ある他の道に比べたら細く短く、通りにくいかもしれない。


でも僕は、皆様と共に作ったCandy Boyという不恰好な道が愛おしくて堪らないのです。




そして、


多くの人で賑わう大通りになって


この道が素晴らしい場所へと繋がる


その瞬間を、皆様と共に見たいのです。







その為に僕ができることは


素晴らしいものは広まるものだと信じて


もっと人の心を動かせる人間になる為に積み重ねること。


皆様にもっと沢山の「楽しい」を届けます。




僕もメンバーも成長し続けているから



Candy Boyは"今"が一番面白い。



7年目のCandy Boyもどうぞ宜しくお願いします。












支えてくれて、本当にありがとう。


安孫子宏輔