応援してくださる皆様へ
5年前の今日、原宿のcafe STUDIOで僕達Candy Boyは初めてのCAFE公演をしました。
こうして5周年を迎える事が出来たのも皆様の応援があったからこそです。
本当にありがとうございます。
このご時世にお祝いムードにしてしまうのは、僕個人的にも控えたいと思いますので、今回のこのBlogでは、少しだけ過去の公演を振り返りながら
「僕がCandy Boyになったきっかけ」
「皆様への感謝の気持ち」
「これからに向けて」
についてお伝えできたらと思います。
拙い文章、そして少々長くなってしまうかもですが最後まで読んで頂けたら嬉しいです。
Candy Boyになる前、当時まだ大学生だった僕は高校までずっとやっていた部活でのバスケを辞め、新しいことにチャレンジしたいと思いダンスを始めました。
そのタイミングでご縁があり芸能界への道に進む事を決め、その頃はダンスと歌を中心に活動をしていました。
元々お芝居がしたいという想いが強く、小劇場でのお芝居が僕にとってのお芝居デビューでした。
その頃の緊張感を今でも覚えてます。
それからしばらく経って「TVに出られるオーディションがある」という話を頂き、応募してオーディションを受ける事に。
その時はもちろんCandy Boyってどんなものかも分からない中オーディションを受けて、いろいろな事を話していろいろな事を披露したんです。
あまり深くは言えないですがとても特殊なオーディションだったんですよ。笑
そして実は今のメンバーの人数に絞られるまでに、もっと沢山の人がオーディションを受けていて、一緒にレッスンも受けていたんです。
そこから日が経つにつれて人数が絞られていき最終的には、一期生と呼ばれる元メンバーの松本ひなたくん、渡部大了くん、川井雅弘くん、釣本南くんと僕を含む5人が残りました。
これは第一回公演の写真なんですが、写真からも伝わってくる緊張感とガチガチ感。
当時はお客様の人数よりもCandy Boyチームのスタッフさんの人数の方が多くて、公演内容も5分くらいのお芝居と楽曲を2.3曲披露して終わり。
とてもショートな公演でした。
そこからメンバーやスタッフさんと、こうしたらいいんじゃないかなど話し合って公演を重ねていくにつれて、公演の内容も少しづつ変化していきました。
しばらくするとメンバーが新加入。
二期生の前田大翔くんです。
大翔くんは唯一の二期生で、当時よく「僕しか二期生がいないんだ」と言って寂しがってました。
でも今はしっかりと頼れる一人です。
またしばらくすると三期生の安孫子宏輔くん、福留瞬くん、堀海登くん、山本大智くん、吉村たくみくんが加入。
これはCandy Boy SPECIAL CAFE ~1st Anniversary evenement〜の写真です。
この写真が過去最大人数のCandy Boyの集合写真かもしれないです。
大翔くんという後輩はいたけど、この頃から僕は本格的に先輩という立場を意識した時期でした。
Candy Boy SPECIAL CAFÉ ~2nd Anniversary~の時にはこのメンバーに絞られました。
そこから原宿のcafeSTUDIO以外でも公演やイベントをやらせていただけるようになり、より多くの方にCandy Boyを知ってもらったり、Candy Boy CAFEを楽しんでもらえる機会が増えました。
そして、Candy Boy CAFE ~3rd Anniversary Celebration~では初円形ステージの品川プリンスホテル club eXでの公演。
星の王子様を題材にCandy Boyのオリジナル作品として、Candy Boy結成当時からお世話になっていたねだしんじさんに脚本を書いていただき、渋谷りりぃさんに演出していただきました。
このお話も演出もすごく素敵で大好きな公演です。
初披露した「君とアン・ドゥ・トロワ」の円形型9人でのフォーメンションが複雑でみんなで頭抱えていたのも良い思い出ですね。
次に昨年のCandy Boy 4th Anniversary公演。
この公演で一期生として一緒に引っ張ってくれていた松本ひなたくんと釣本南くんが卒業しました。
本当に寂しかったし、正直公演が終わってしばらくしても実感が湧かなかったです。
同じ一期生だけど頼れるお兄ちゃん2人がいなくなっちゃう感覚でした。
でも、これからは僕が引っ張って行かなきゃって思わせてくれたきっかけでもありました。
今はそれぞれの道で頑張って欲しいなって心から思ってます。
メンバーからの卒業アルバムを2人に送りたいから協力してほしいとみんなに伝えて、僕の家で作業したのも懐かしい。
そして、四期生として宮城光輝くんが加入。
唯一レッスン生から一人で正規メンバーに加入した努力家さんです。
光輝くんが入ってきてくれたおかげで海登くんが少しお兄ちゃん感が出てきて嬉しかったです。
次に途中で中止になってしまった今年2月のバレンタイン公演。
いつもと違ったコメディ要素たっぷりの公演内容で、僕達もすごく勉強になったし新しいスタイルの公演をお客様に楽しんでいただけたかなと感じた公演でした。
あんなに笑い声が会場に広がる公演はなかったのではないかと思うくらいです。
そしてこの公演を最後に一期生の川井雅弘くんが卒業しました。
僕達は雅弘くんが選んだ道を信じて応援することしかできなかったです。
何より、5周年公演をこのメンバーでやりたかった。
これが正直な気持ちです。
最後に応援してくださる皆様に直接会って送り出してあげたかった。
それが同じ一期生として、彼と誰よりも一番長く時間を過ごしてきた僕の気持ちです。
公演が出来ていたらきっとこんな写真を撮っていたんじゃないかな。
辛い時も楽しい時も倒れそうな時も一緒に乗り越えて支えてもらってきたから、今度は一人でしっかり立ってみるよ!
これだけ振り返ってもまだまだ沢山の思い出がありましたね。
外部のLIVEイベントなどに出たり、初のCDリリースで竹芝ニューピアホールで公演をやったり、CDのリリースイベントで各都府県を回ったり、初の舞台公演をやったり、色々な会場でCAFE公演やCBA講座をやったり、大阪と名古屋でも公演が出来るようになったり、テレビに出られるようになったり、ラジオが始まったり…
個人的には、舞台や映画・ドラマに出たり、イベントに出たり、中国で仕事が出来るようになったり…
その中で、いろいろな場所で沢山の方と出会い応援していただいて支えていただいてここまで来る事が出来ているんだなと心から思います。
結成当初から寄り添ってくれた方や、途中から僕を僕たちを応援してくれた方、巡り合った形やタイミングは違えど応援してくださる方々は僕にとって大切な存在です。
挫けそうになった時や落ち込んだ時、自信がなくなった時に気持ちを引っ張ってくれたのは皆様からのお手紙だったりメッセージだったりもしました。
本当にありがとうございます。
今なかなか表に出る機会がなくなってしまって一人になる時間が増えた時に、応援してくださる方々の存在の大きさを痛感して、改めて一緒に過ごせる時間や支えてくれる事に感謝と幸せを感じました。
何年経ってもずっと応援し続けてもらえるような立派な一人の人間としてこれからも努力を続けて精進していきます。
先の見えない不安な毎日ですが、元気でいれば必ず会えるチャンスはあります。
だからその日が来る時までたっぷり蓄えて、元気な姿でお会いしたいです。
その時にはお互い笑顔でお会いしましょう!
6年目に向けて出来る限り色々なことに挑戦して楽しんでいただけるように頑張ります!
実は昨日、
原宿のcafe STUDIOに行ってきたんです。
その頃お世話になっていた店員さんは見当たらなかったけど、懐かしさを感じました。
長くなってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
新メンバーを迎えた6年目のCandy Boyをこれからも宜しくお願いします。
いつも本当にありがとうございます!
2020.8/16 奥谷知弘